今すぐチェック!年末年始の防犯対策

年末年始の防犯対策

新生活や年末年始の時期というのは社会の動きが慌ただしくなるのに伴って、心のゆとりをなくしがちなものです。そのためにそれらの時期には、「ひったくり」「空き巣」「放火」等の犯罪が増加する時期です。そこで、新生活時期や年末年始の時期に増加する犯罪の傾向と対策についてご紹介します。

グラフ

上記グラフを見ても分かるように、年末年始は窃盗が増える傾向にあります。犯罪を未然に防ぐためにも防犯カメラの設置は不可欠です。

ご自宅の防犯対策(空き巣など)

年末年始は、帰省や旅行などで留守が多くなる時期であるとともに、金融機関が休みになることもあり、お年玉を準備したり、普段より多めに現金をお持ちの家庭も多い時期です。空き巣などの侵入犯は予め下見を行い、戸締りの弱い家を狙います。侵入に時間がかかる家は狙われにくく、侵入に5分以上かかると半数以上が侵入を諦めるというデータもあります。(図参照)

完璧な防犯対策はなかなかありませんが、侵入にとまどったり、「いかにも防犯に関心がありそうな家だな…」と思わせるだけで、実害をかなり遠ざけることができます。

侵入を諦めるまでのグラフデータ

マンションの防犯対策(空き巣・放火・車上荒らし・不法侵入・恐喝など)

マンション等の集合住宅の場合も人の目が届きにくい部分では犯罪が起こる可能性が多くあります。特に年末年始には親族など住民以外の人の出入りが増えますので、注意が必要です。エントランス、出入り口、エレベーター内、駐車場、ゴミ捨て場には防犯カメラを設置することで、犯罪の抑止力を高めるとともに最悪の事態での証拠となります。

店舗・事務所の防犯対策(空き巣、万引き、内引き、強盗など)

年末年始、冬休み中の学生客が増加するとともに万引き被害も増加する傾向があります。また、年末年始休暇がある店舗やオフィスでは事前に休みが分かっていることが多く、侵入者にも警戒が必要です。空き巣などの侵入犯は、まず現金、金庫、OA機器という順番で、現金がなければパソコンなどのOA機器に目がいくことが多いようです。

OA機器については、少し前までは機器を売りさばきお金にする程度でしたが、最近はパソコンの中にあるデータを取り出して顧客資料などを横流しするなど、従来にはなかった犯罪が確認されています。こういった場合は事故を未然の防ぐ対策が有効になってきます。

統計