防犯カメラの価格の違いについて

防犯カメラの価格の違いについて

同じドームカメラにもそれぞれ価格に違いがあります。カメラを選ぶときに商品の価格は特に気にする方も多いかと思います。見た目はほぼ同じでも、価格が違うのには理由があります。カメラの性能と価格をしっかり理解した上で購入しましょう。

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対応環境による違い

一般的なドームカメラは、屋内への設置が目的として作られています。そのため、天井や壁面に取り付けることが多く、雨や湿気に弱い性質を持っています。
しかし、一部のドームカメラでは屋外設置が可能となったモデルも登場し、防滴性能が搭載されました。そのため、今までは屋外設置が不可能だったドームカメラも玄関の軒下などに設置することができるようになりました。
このような防滴機能が搭載されたカメラに関しては屋内専用のカメラに比べ、価格が少し高めに設定されています。

屋内用カメラ 屋外対応カメラ

筐体性能による違い

ドームカメラは壁や天井に設置され、屋内での使用が多いことからカメラ自体の筐体は比較的軽い素材で作られていることが多くあります。そのため、外部からの破壊行為から守るために耐衝撃設計搭載のドームカメラも登場しました。
こちらは筐体部分やカバー部分に特殊な素材を使用して作られているため、ハンマーなどで叩いても壊れないほど衝撃に強くなっています。
このような耐衝撃設計を取り入れた防犯カメラも価格が他に比べ高くなります。

レンズ性能による違い

防犯カメラには単焦点レンズ、広角レンズ、ズームレンズなどの違いがあります。
単焦点レンズはズームすることができず、常に一定の距離と範囲しか撮影できません。そのため、防犯カメラを設置するにあたっては調整ができない分注意が必要です。

一方、バリフォーカルレンズ(範囲調整が可能なレンズ)を搭載したものは撮影したい被写体に合わせてカメラのレンズを調整し、状況に合わせた撮影が可能となるため、とても使いやすくなっています。
ドームカメラも単焦点レンズだと比較的安価で購入することが可能です。

画角調整 画角調整

画質やタイプによる違い

ドームカメラの画質やタイプによっても価格は変わってきます。

画角調整2

アナログタイプの防犯カメラ

一番安価なものとしてはアナログタイプの防犯カメラで画質がおよそ27~52万画素程度の防犯カメラとなります。
近距離であれば人相確認なども可能ですが、遠くやズームした場合などは多少画像が荒くなってしまいます。しかし、全体的な監視を目的とした分ではコストを抑えることもできるため、使いやすい防犯カメラです。

画角調整2

AHDタイプの防犯カメラ

次に安価なものがAHDタイプの防犯カメラになります。
AHDカメラはアナログカメラよりも画質が高く、130~220万画素程度のものとなります。
もちろん多少離れた場所での人相確認も可能で、ズームしても比較的綺麗な画像で映し出します。様々な目的で使用できるオススメのカメラです。
価格もアナログカメラとほぼ同じくらいの価格で購入することができます。

画角調整2

4Kタイプの防犯カメラ

そして最後が4Kカメラとなります。
こちらは800万画素を超える超高画質カメラで、店舗のレジ付近などの細かい部分も鮮明に映し出すことができるため、価格は一番高くなっています。
もちろん価格相応の高画質映像を配信できるため、最も安心できるカメラといえます。

同じ場所からズームしたときの画質の違いイメージ

画角調整