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夜間の寺での泥棒へ
威嚇できる防犯カメラシステム!

賽銭箱というものは金銭が入っているにも関わらず無防備な事が多いです。常に誰かが見張る等の人手をかけるわけにもいかないので、鍵をかけたり毎日小まめに取りだしたりしている所も多いと思います。 だからと言って安心していては、バールやカッターなどで鍵をこじ開けられたり賽銭箱をノコギリで壊されたり、あるいは賽銭箱自体を盗む人もいます。そうなると修理代などがかさみ大きな被害になることもあるでしょう。 賽銭泥棒はテレビなどでは取り上げられることが少なくとも度々起こっています。

賽銭泥棒関連の事件

・賽銭箱から現金二千円を盗んだとして、新潟県警上越署は窃盗の疑いで泥棒(70)を逮捕。男は「私はやっていない」などと否認している。賽銭箱に設置された防犯用アラームが作動した際、近くにいた作業員が不審な男を目撃しこの男が浮上した。

・宮司が防犯カメラで賽銭泥棒の現場を目撃、取り押さえる。 偶然宮司が遠隔監視のパソコンを開いたところ防犯カメラのリアルタイム映像で、男が賽銭箱から現金を盗むのを見つけた。すぐさまその場へ向かい「盗んじゃだめじゃないか」と男を説教し、取り押さえて警察に引き渡した。容疑者は「生活に困り、金が欲しかった」と話している。

・札幌市内の神社で賽銭箱から現金を盗もうとし、その場面を神主に見つかった為、神主の頭を木の枝で頭を殴りつけた。警察により事後強盗未遂の疑いで現行犯逮捕された。

・寺に無断で侵入したとして、住所不定無職の男を建造物侵入容疑で緊急逮捕した。寺では2日続けて賽銭箱から金が盗まれた。 そのため僧侶が防犯カメラで見張っていたところ、侵入してきた容疑者を取り押さえた。 賽銭泥棒の続いた寺では、本堂内に防犯カメラを設置。僧侶3人で映像を監視していた。

上記のように見つけて捕えようとしたり注意をしようとしたりして、勿論捕えられることもあるでしょう。ですが返り討ちにあう可能性も否めません。そんな被害を未然に防止し、警察へ渡すための証拠もしっかりと残せる防犯システムの設置が必要です。

例えば賽銭泥棒は昼の間に下見をし、人目の付かない夜間に泥棒を行うことが多いので、暗闇でも鮮明に録画のできる「赤外線機能搭載」のカメラがオススメです。さらに「動体検知録画」機能のあるレコーダーを共に使えば決められた撮影範囲で動きがあった際に録画をし、メール通報機能で登録したメールアドレス宛に自動でお知らせメールが届きます。

また、寺院や神社は建物に穴を開けることが出来ない場合もあるのでビスを使用しないブラケットを使って設置することも出来ます。こうした防犯システムが設置されていれば、どのようなケースでも賽銭泥棒であったかが明確に分かります。 言いがかりや誤認などがないようにもご一考の余地はあるでしょう。

その他の盗難事件

鶴林寺-太子絵伝盗難事件。 兵庫県高砂市鶴林寺から国の重要文化財「聖徳太子絵伝」6幅と「阿弥陀三尊像」1幅、市指定文化財「釈迦三尊十六善神像」を盗んだ犯人が逮捕された。 容疑者の潜伏先から他にも掛け軸十数幅を押収した。

法蔵寺-千手観音立像すり替え事件。静岡県の法蔵寺観音堂にあった市指定文化財の「千手観音立像」が、金色に塗られた木製の仏像にすり替えられた事件。この盗難事件はフリーマーケットで売却され、更に美術品などの業者が集まる市場で50万円弱までせり上がり、また別の業者を周り数倍にまで跳ね上がったと言われています。

このような掛け軸・仏像のほかにもご神体、狛犬、金属類などの盗難はあります。盗まれてもその盗まれた物の詳細な情報がなく盗難された際に古美術商などへの情報の手配が出来ない場合も ありますので写真などで全体・細部をわかりやすく残しておくと防犯対策となりますが、気づくのが遅れてしまうとこういった掛け軸や仏像などは海外の方が買う場合も多く手遅れになる事もあり得ます。

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