HD-SDI防犯カメラとネットワークカメラの比較
HD-SDI(ハイビジョン)防犯カメラと、パナソニック製カメラなどで知られているネットワークカメラは、どちらも高画質映像での監視が可能です。
では、高画質映像での監視をお求めのお客様はどちらを選べばよいでしょうか?
また、二つのカメラにはどのような違いがあるのでしょうか?
はじめて防犯カメラの導入をお考えのお客様が安心してご選定いただけるように、高画質防犯カメラを選ぶ上でのポイントをご説明します。
HD-SDIカメラの特徴
HD-SDIカメラは新しく導入する場合、同軸ケーブルを配線する必要があります。しかし、それによって乱れのない安定した高画質の映像出力が可能で、映像遅延もなくリアルタイムの映像監視が可能です。
ただし、カメラごとに電源をとる必要があるため、大規模施設への複数台数の設置や、電源の取りづらい場所への設置がある際にはネットワークカメラの方がオススメな場合もあります。
ネットワークカメラの特徴
ネットワークカメラのメリット
高画質ネットワークカメラは映像をネットワーク上で管理ができ、映像データが劣化しないというメリットがあります。
また、配線はアナログカメラと違いLANケーブル1本で電源供給まで可能で、従来では電源がとれず設置ができなかったり、新たに電源の工事が必要だった場所にも設置ができるようになりました。
ネットワークカメラのデメリット
ネットワークカメラはその性質上、映像にタイムラグが発生することや、回線速度の低下などネットワーク環境が不安定になると映像が乱れる(コマ落ち)というデメリットもあります。
さらに、多数のネットワークカメラ(IPカメラ)を管理するには、IPアドレスやルーター設定など、IPネットワークに関する非常に高度な知識と経験が求められます。
コスト面おいては、インターネット通信料やプロバイダー契約料などの維持費が必要になることもあります。