防犯カメラで万全の管理体制・指導体制

マンションにおける防犯対策

皆さまがマンションで発生する、窃盗、盗難。と聞いて、どのようなものが思い浮かぶでしょうか。
まず思い浮かぶのは、空き巣による盗難被害ではないでしょうか。
次に駐輪場で発生するバイクや自転車の盗難…だと思いますが、実はマンション内の駐輪場での自転車やバイクの盗難・部品の窃盗というのは、意外にも多く発生しています。
それには、自転車、バイクを保管する「マンションの駐輪場」という環境が起因しています。
突然ですが、同じマンションに住む方の顔はわかりますか??
近所の方や行動時間が同じでよく顔をあわせる人はわかっていても、全員となると難しいと思います。近年オートロックのマンションも増えているため、エントランス内には鍵を持っている方しか入れないケースが多いですが、駐輪場はいかがでしょうか?屋内のスペースが準備されているのであれば、良い方で、カーポートのような屋根があるだけ、屋根すらなく一角に置いているだけ。というケースも多いと思います。
つまり、エントランス内と違い、居住者でない方が簡単に出入りできる、尚且つ、その方が居住者。という確認が難しい。実行半にとっては犯行に及びやすい環境になってしまっていることが多くみられます。
このページではそんなマンションにおける自転車、バイクの窃盗、盗難への防犯対策をご紹介します。

マンション付近での盗難の手口

代表的な盗難の手口としては、以下のものがあります。

①トラックに車体ごと載せて盗む

車体ごと入れる為、鍵がかかっている自転車ごと盗まれる。

②ワイヤーロックを切って盗む

ワイヤーロックでは、大型の工具等を使うと簡単に切れてしまいます。

③パーツのみを分解して盗む。

高級自転車であれば、パーツのみを中古店などに売るために細かくパーツ単位に分解して盗んでいかれる場合があります。

主にフレーム、タイヤだけでなくハンドルやサドルのみ盗まれるというニュースも過去にはありました。

特にクロスバイクやロードバイクなどの高価なスポーツバイクは、プロ盗賊団からも狙われている為に盗難リスクは高くなります。

●盗難対策をいくつかご紹介したいと思います。

①必ず鍵をかけましょう。

自転車から少しの時間を離れる場合でも、必ず鍵をかけましょう。 出発しようとしたときに忘れ物に気づき、自転車に鍵をかけずに部屋戻る短い時間でも盗まれるというケースもございます。

②複数鍵をかけましょう。

※ワイヤー式のロック等で、出来れば電柱等の動かせないものと一緒にロックする。 細いワイヤー鍵だと、道具を使えばスパッと簡単に切れ為、太めのもを利用する。

③自室にて保管する。

一番安心な方法ですが、部屋のスペースに余裕がなかったり、エレベータ内や共有スペースの通路などを使って自転車を移動する為、他のマンション住人に迷惑がかかり現実的ではありません。

④駐輪場に防犯カメラ、センサーライトを設置する。

※合わせて防犯カメラ作動中などのステッカーを目立つ位置にはる。 犯人特定のみならず、威嚇することが大切です。

マンションでは空き巣による窃盗被害も多い。

被害にあう理由としては、オートロック付のマンションでは、戸建て住宅よりも、住民の空き巣対策への意識が低いこと考えられます。

オートロック・高層階の部屋・常駐の管理人さんがいることなどから安心し、ちょっとした外出(近所への買い物・ゴミ出しなど)に際に鍵をかけないなど油断が考えられます。

職員は午後3時半過ぎに引っ越しに使っていたレンタカーのトラックでマンションに向かうと、DVDデッキや衣類、雑誌など3袋を捨てました。

また、マンションは1階玄関にあるインターホンを連呼することで、簡単に留守を見破られたり、一度マンション内部に入ってしまえば、周りからは死角となり、複数の部屋が空き巣に入られる可能性があります。

マンション内への侵入に関しては、いろいろな手口がある為、完全防ぎきるのは難しいでしょう。

●代表的なマンション内への侵入手口を紹介したいと思います。

①営業マンや、工事業者を装い1階のオートロックを開錠させ侵入する。

②隣のマンションや建物から、屋上やベランダなどに侵入する。

③住民が出てくるときにタイミングをあわせて、オートロックを開錠させ侵入する。

上記からの侵入に関しては、共用部分でもある為、個人での対策は不可能です。 その為、高層階の部屋やオートロックがあっても、共用部分までは入ってこられる可能性があると考え、自身の部屋については、玄関・窓どちらも必ず施錠していかなければなりません。

留守を確認する新しい手口

フェイスブックやツイッターに代表されるSNSを利用するものが、新しい手口として広がっているようです。その手口は、以下のようなものです。

①フェイブックや個人のブログなどから、個人情報を取得する。

②GPS情報が刷込まれた写真、掲載している記事の内容等から住居や行動範囲を特定する。

③名前や、マンションの表札から、部屋番号とその位置を特定する。

④フェイスブックなどに発信された情報から、留守時間や長期不在を確認し、部屋へ侵入する。

※長期旅行などの情報を掲載することは、そのまま長期不在を意味することになります。

マンションでの空き巣対策

まず、警視庁によるデータをご紹介致します。

空き巣の平均総犯行時間は、一軒当たり8分間となり、その内訳は侵入3分、物色・窃盗に5分、これ以上の時間がかかることを、嫌がるという特性があり、この特性を利用することが、対策への基本的な考え方となります。

① 別住戸の施錠や防犯の強化をする。

玄関の鍵を、開けにくくするベランダに面した窓は、補助キーを付け、二重ロックする。

※ドアを改造しなくても、簡単に取り付けのできる、頑丈な鍵も販売ホームセンターなどで販売されています。 ※侵入に時間がかかる部屋は、時間がかからない部屋に比べて狙われにくい。

②少しの外出でも必ず施錠する。

また、鍵を玄関外のポストや傘立てなどに隠すことはおこなわない。

※近くのビルや建物から、双眼鏡で観察して、鍵の隠し場所を知り、玄関から易々と侵入してくるケースも、少なくないそうです。

③マンション全体として防犯対策をおこなう。

具体的には、防犯カメラを、玄関・駐輪場・エレベータ内・共用部分に設置し、建物のセキュリティ・住民の防犯意識が高いことを示す。

※個人では不可能な為、管理組合や管理会社などに相談することが必要ですが、実現すれば、マンション全体のセキュリティのレベルが格段に上がります。

ただ、機器選定や設置場所を誤ると、満足な結果を得られない可能性があります。 例えば、広い範囲(玄関やエントランスなど)をとるのであれば、広角タイプのカメラの設置が必要ですが、駐車してある車のナンバーなど範囲を狭くし一点のみを撮影したい場合は望遠タイプのカメラの設置が必要となります。

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