防犯機器の寿命・メンテナンスについて

防犯カメラやレコーダーはメンテナンスも適度に必要です
防犯カメラの寿命はおおよそ5年、長くて10年以上運用できる場合はあります。今は問題なく動いている防犯カメラも、いつ寿命が来るかわかりません。経年劣化の場合も台風や落雷などの自然災害の場合もメンテナンスを定期的に行うことで安心につながります。このページでは、防犯カメラ・レコーダーの寿命とメンテナンスについてご紹介します。
長期使用により画像の劣化や部品の老朽化が起こっていませんか?
チェックしてほしい6つのポイント
下記のチェック項目に1つでも当てはまる場合は、すぐにメンテナンスまたは交換が必要な状態です。

チェックポイント1
残像が出たり、
映像がぼやけている。

チェックポイント2
再生した画像にだけ、
ノイズが入る。

チェックポイント3
日付時刻が古く
正しくない・記録不可。

チェックポイント4
記録媒体が特殊で
新規購入ができない。

チェックポイント5
取付金具がサビなどで
腐食している。

チェックポイント6
モニター画面が
焼き付いている。
防犯機器にも寿命があります
防犯カメラ設備にはさまざまな部品が使われています。これらの部品は長期間の使用により劣化や摩耗が進み、徐々に製造時の性能を発揮できなくなります。数か月~1年に1度はメンテナンスを実施するように心がけましょう。

バスタブカーブ(故障率曲線)による故障率の説明
バスタブカーブを知ってますか?
バスタブカーブとは、時間経過によって起こりやすくなる機械の故障割合の変化をしめすグラフのうちの1つです。曲線の形が浴槽(バスタブ)の形に似ていることからそう呼ばれています。防犯カメラやレコーダーもこれと同じで、初期故障機・摩耗故障機は起こりえます。定期的なメンテナンスで偶発的な故障や摩耗での故障を早期に確認することで、安心できる防犯に繋がります。


今すぐできる簡単メンテナンス方法
簡単にできるメンテナンスは主に下記の4点です。とくに埃(ホコリ)は機械の敵で、レコーダーの場合はファンが回転することで中に吸いこんでしまう場合や冷却率を下げてしまう事があげられます。これらをなるべく心がけるだけでも十分なメンテナンスになります。冷却ファン付近 | ホコリがたまってないか確認・掃除をすることで、冷却ファンの異音等を防ぐことが出来ます。 |
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レコーダーの再起動 | レコーダー本体の再起動・電源の抜き差しの実施をすることで、本体をリフレッシュさせる事で動作状況を改善・最適化出来ます。 |
カメラレンズの清掃 | ホコリやクモの巣が付着していると夜間の赤外線撮影が正常にできない場合があります。 |
録画映像の再生 | 映像は正常でも実は録画できてない、という事もあるので要チェックです。 |
