過不足のないカメラを
選べているか

カメラは基本的に、防犯の目的に応じて適切な機能のある商品を選びます。

高機能すぎてもお金がかかってもったいないですし、逆に機能が不足していると、目的である防犯対策が十分にできなくなってしまいます。
せっかく導入を決めたのに、目的が達成できないと信頼を失うことにも繋がりかねません。


たとえば、入退室する人の映像を記録に残す目的で、エントランスにカメラを取り付けているとします。
そのカメラを入替える時に、画素数の低いカメラにしてしまうと、せっかくカメラを入替えたのに、人が判別できず、記録としての意味をなさない・・・ということもありえるのです。

このように、目的に合った機能のカメラを選ぶことが重要です。
とはいえ、カメラはたくさんの種類がありますし、今どんなカメラを設置しているか、詳細がわからない場合は専門知識のある人にみてもらうとよいでしょう。

万一のトラブル・故障時の
サポートが十分か

カメラの設置後、故障や不具合等何かトラブルが起きた時のサポートが充実しているかどうかも、検討ポイントの１つです。

防犯カメラのほかにも、記録用のレコーダー、配線など、機械なのでどうしても不具合が起きることがあります。

通常、使い方が分からない、という住人の方からの問い合わせや故障やトラブル時は状況を確認して、販売元に問い合わせ、場合によっては機器を取り外して修理センターに郵送する必要があるので、手間もコストもかかってきます。

設置する際にも、屋外であれば配線にしっかりした防水処理を施したり、専門知識が必要になるので、設置する段階から、いざというときに映像が映っていないということがないように、信頼できる会社にお願いしたいですね。

トータルで考えた時に
無駄なコストがかかってないか

入替えの時の費用だけではなく、一定期間が経過する間にトータルでどれくらいコストがかかるかも考慮する必要があります。
保証が何年あって保証が切れた時に修理する場合に、結果的に長い保証をつけていたほうが、トータルコストが抑えられたというケースもあります。
また、カメラの購入方法として、一括での買い切り型と月額課金型とがあります。

月額課金型の場合、導入月だけで考えると安いように見えますが、例えば5年使っていくと考えると、結果的に費用が高くなるという場合もあるのです。

どんな使い方をするのか、想定する利用期間にかかる費用を総合的に考えて無駄なコストがかかっていないかどうか、商品の購入や保証を検討していくとよいでしょう。

本当に選ぶべきパートナーを
選べているか

見積もりを依頼したり最終的に選ぶ時のために、何を重視して選ぶか、決め手になるポイントを明確にしておきましょう。

防犯カメラはいろんな会社が出していますが、機能面ではそこまで大きな差がない場合もあるんです。
検討ポイントとして考慮すべき部分は以下のとおりです。

見積もりから設置完了までにどれくらいかかるか

設置をしたい時期が迫っている場合は、設置までのスピードも１つの検討ポイントになります。

サポートや保証が充実しているか

保険のように事故をして、すぐに駆けつけてくれたり親身になって問題解決をしてくれたら、安心できますよね。
同じように、設置後に起きた万一のトラブルの時にどんなサポートがあるのか、保証があるのかは見ておくべきポイントです。

提案をしてくれるかどうか

費用を抑えるといっても、本来の防犯目的に対して機能不足にならないように既存の部品などを活かしてコストを抑える提案だったり、カメラの向き・角度など設置の設計など、単純に商品を売るだけではない、お客様のことを考えて必要なことを一緒に考えて、提案してくれるかどうかは１つの検討ポイントと言えるでしょう。

商品の価格や機能だけでなく、先々で考えられる故障やトラブル、本来の防犯の目的に見合ったプランを提案してくれるかどうかなど、バランスを考慮して検討すべきです。