夏の帰省・旅行シーズン目前、防犯意識に注目(アンケート調査報告)
投稿日:2025年6月23日
株式会社アルコムは、夏季の帰省・旅行シーズンを前に、「夏の帰省・旅行と犯罪に関するアンケート調査」を実施しました(調査期間:2025年5月26日~6月22日)。全国の男女を対象に行った本調査には、計366名から回答を得ました。本リリースでは、夏季における自宅不在の傾向と、それに伴う不安、防犯対策に関する意識の実態を紹介します。夏の帰省・旅行と犯罪に関するアンケート調査
本アンケート調査は2025年5月26日から6月22日までの約1か月間、全国の男女366名を対象に実施しました。
男女比は男性が204名、女性が159名、回答しないが3名となり、やや男性の回答が多い構成です。
年齢層では、最も多かったのが「50歳以上」(38.0%)、次いで「40~49歳」(20.2%)、「35~39歳」(15.6%)と、30代後半から中高年層にかけての参加が多い結果となりました。一方で、「20代」(計14.7%)や「30~34歳」(12.3%)といった若年層からの回答も一定数あり、年代を問わず夏の防犯や生活リスクに関する不安が広く共有されている様子がうかがえます。今回の調査結果は、こうした多様な生活背景を持つ回答者の声を反映し、「夏に家を空けること」への不安意識の実態を明らかにするものです。
約4割が「5日以上自宅を空ける」傾向も—留守が常態化
「この夏、ご自宅を最大何日空ける予定か」という質問に対し、「0日間(空ける予定なし)」と回答したのは26.8%でした。
一方、残る73.2%は1日以上不在の予定があり、中でも「3日間」(16.4%)や「7〜14日間」(10.7%)といった複数日間の外出が目立ちました。また「15日以上」との回答も少数ながら確認され、実家への帰省や家族旅行など長期滞在が想定される夏ならではの傾向が見てとれます。コロナ禍明けで移動の自由度が増した今年は、例年以上に家を空けること自体が一般化しており、それに伴う防犯意識の高まりがうかがえます。
不安の圧倒的1位は「空き巣・強盗」—日常生活トラブルも多数
「夏季に長期間家を空ける場合、何が不安か(複数回答可)」という設問に対し、最も多かったのは「空き巣・強盗」で、88.8%と9割近くが選択。続いて「火事・放火」(58.5%)、「ニオイやカビ・虫などの衛生面」(33.6%)、「落書きなどの嫌がらせ」(11.7%)という結果でした。犯罪被害への警戒が非常に強い一方で、室内の衛生トラブルやいたずらといった日常的なリスクにも不安を感じている人が多いことが分かりました。
特に不安はないと答えた人はわずか4.6%と少数で、ほとんどの家庭が帰省中や夏季旅行中に何らかの懸念を抱えていることが明らかです。
防犯カメラの効果「ある・少しある」が9割超え—見守りの用途も
「上記の不安に対し、防犯カメラで解決できると思うか」という質問に対しては、「対策できると思う」(43.4%)、「少しならできると思う」(50.8%)と、合計94.2%が何らかの有効性を感じていることが分かりました。「完全ではないが、抑止効果にはなる」「TVで見るような大胆な犯行もあり油断できない」といった声も寄せられ、防犯カメラへの期待と同時に、過信を避けた慎重な姿勢も見受けられました。また「近所への声かけ」や「野外設置の重要性」、さらに「留守番家族の見守り」としての利用も挙げられ、防犯カメラは多面的な役割を果たしつつあります。
まとめ:「家の安心」が夏の満足度を左右する—対策の第一歩は可視化から
今回の調査では、多くの家庭が夏季の外出や帰省にともなって防犯・衛生・火災など複数の不安を感じており、その大部分が「何らかの対策が必要」と考えていることが明らかになりました。特に防犯カメラは、留守中のリスクを可視化し、心理的な安心感を提供するツールとして再評価されており、単なる監視機器から「家族を見守る存在」へと進化を遂げつつあります。株式会社アルコムでは、今後も最新の防犯テクノロジーと知見を活用し、安心・安全な暮らしの実現に向けた情報提供と製品開発を推進してまいります。
調査方法:インターネットリサーチ
調査対象:10代~50代以上まで男女個人 366名
集計期間:2025年5月26日(月)~6月22日(日)
調査結果の引用時のお願い:本調査のデータを出版・印刷物、WEB等へデータ転載される際には、「株式会社アルコム調べ」と明記していただきますようお願い申し上げます。press@arucom.ne.jp(担当者:常盤)へご連絡いただけましたら担当者より対応させていただきます。
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株式会社アルコムについて
アルコムは、安全で安心な環境をつくる「目」であり続ける防犯カメラネット通販企業です。公益社団法人日本防犯設備協会の正会員であり、防犯設備等の調査・研究を通じ、安全で信頼できる防犯設備などの普及を図っております。現在まで積み上げてまいりました防犯カメラ・防犯システムの豊富な導入実績とお客様本位のサービスで、官公庁をはじめ、教育機関、各種企業様から個人様まで多くのお客様にご愛顧頂いております。お客様の声を直接いただくこととなるコールセンターには、防犯設備士の資格を持った人員を多数配し、防犯の重要性、問題解決へのアドバイスに注力し、「安心感」「満足度」を得ていただくよう心掛けております。
