資格取得者25,000人以上!防犯設備士とは?

資格取得者25,000人以上!防犯設備士とは?

防犯設備士とは、公益社団法人日本防犯設備協会が認定する資格取得者の事を言います。
防犯設備士は防犯機器に対する正しい知識と運用方法などを兼ね備えた「防犯に関連するスペシャリスト」です。そのため、一度学んだ防犯に対する知識はもちろんのこと、常に新しい犯罪に対する知識と対策方法を知っておく必要があります。
このページでは、皆様の安心・安全をサポートする防犯設備士について詳しくご紹介します。

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防犯設備士に求められるもの

防犯設備士には防犯に関する知識はもちろんのこと、それらに関連する事柄に関する知識も必要となってきます。

その中でも特に防犯設備士が関連するものとして侵入窃盗が例に挙げられます。
犯罪を未然に防ぐために防犯設備を設置し、それぞれの設置場所や環境に見合った機器提案や対策等を理論的に考え、設計を行い、犯罪を防止することが防犯設備士の主な活動となっています。
そのため、警察白書や犯罪白書などから最新の犯罪の手口や犯罪状況を知ることが大切になってきます。

また、防犯設備士は防犯対策の提案・提供を行なうのはもちろんのこと、地域住民の方や顧客の防犯に対する悩みや相談に対応できることが必要とされてきています。
一般的な窃盗被害のように、公共施設や住宅などに関する犯罪の手口を知っているだけではなく、それ以外の分野に関しても豊富な知識を兼ね備える必要があります。

それだけでなく、防犯設備士の基本事項として法律や基準をしっかり守ること、高い倫理性と、守秘義務を持って職務に当たることが基本となっています。

防犯設備士になるメリットとは?

防犯設備士の資格に関して果たしてどういったメリットがあるのかと考える人もいるかと思います。

まず第一に身近なメリットとしては、防犯機器の正しい知識や犯罪の手口といった事を知ることができるため、自分の身の回りに起こりうる犯罪等を予測することができ、正しい防犯対策を行なう事ができるということです。
そのため、自分だけに関わらず身近な家族や親戚、ご近所の方などにも知識を活かし、防犯対策の提案等を行なうこともできるかもしれません。

また、防犯設備士の資格を保有するということは信頼にも繋がります。
特に防犯機器の販売や提案を行なう職種の方々にとってはお客様に会社を信頼していただくためのツールになることもあります。
正しい知識と犯罪傾向を理解し、倫理的にどのような部分が欠けていてどのような犯罪が予測され、それを防ぐためにはどのような機器をどういった場所に設置することが最適であるのかを考え、提案・設置することでお客様自身も安心して機器を設置することができるでしょう。

警察から協力依頼を請けることも

防犯設備士の活動の一部として、防犯診断といった活動があります。
防犯診断とは、警察が主体となって、管理者や住居者等の協力の下、建物の状態や施錠や戸締りなどの状況を調べて、防犯における欠陥や不足した部分などを探し出し、これらに対する補強整備を行なう活動の事を言います。

その際に、警察が防犯的観点から被害に遭う可能性のある人や施設や店舗などの欠陥していると思われる部分をしっかり把握するために、警察より防犯設備士に依頼を行い共同で活動を行なう事があります。
つまり、警察の方でも知らない、考えられないような専門知識を有するほどの資格となります。

さらに、それ以外にも現場防犯といた活動にも警察からの要請で参加することもあります。
現場防犯とは犯罪が発生した現場を調査し、その手口や状況に応じて、防犯措置を指導することを言います。

このように、防犯設備士は警察とも密接に関わる防犯に対する専門知識のプロとして成り立っています。

資格取得のための条件

防犯設備士の資格を取得するためには、日本防犯設備協会が実施する防犯設備士養成講習を受講し修了することで、初めて試験の受験資格が与えられます。
その試験に合格することで初めて防犯設備士の資格を取得することができます。

受験資格にも制限があり、
「禁錮以上の刑に処せられ、その執行を受けることがなくなってから、3年を経過しない者」
「成年被後見人もしくは、被保佐人又は破産者で復権を得ない者」
「指定暴力団に指定された暴力団の構成員」
「精神病者又はアルコール、麻薬、大麻、あへんもしくは覚せい剤等の中毒者」
これらに該当するものに関しては受験ができなくなっています。

また、防犯設備士の上位資格として「総合防犯設備士」があります。総合防犯設備とは防犯設備士の育成教育などを行なう事ができる資格となります。
総合防犯設備士の資格取得には条件があり、地区理事長による推薦や実務実績、面接などが必要となります。

まとめ

防犯設備士には防犯に限らず様々な知識が必要であり、警察関係者や地域住民の方とも密接に関わっていく事が期待される資格となります。
そのため、防犯設備士の資格を持つということは、防犯業界における信頼にもつながります。

あまり知られていない防犯設備士ですが、皆様の安心・安全をサポートする「防犯のプロ」なのです。
アルコムでは、そんな防犯設備士がお客様一人一人に合わせて防犯システムをご提案いたしますので、防犯についてお困りの際はぜひご相談ください。

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