雪の観察に監視カメラ

積雪観察の必要性
冬になると、日本中のさまざまな地域で積雪が観測されます。
雪は冬の風物詩であり、美しい景観を作りますが、東北地方や北海道地方では毎日雪かきをしなければ生活が送れないほどに、積雪が住宅や道路などの生活圏内を覆ってしまう地域も少なくありません。
山間部では北の地域だけなく、関東や九州地方でも路面の凍結が発生したり、雪が道を覆ってしまうこともあります。
雪の積もった山道は道路や標識が見えずらく、事故の原因になりかねません。
積雪観察に活用できる監視カメラ
監視カメラといえば、泥棒や犯罪被害を防止するために設置するもの、というイメージが強いかと思います。
監視カメラは基本的に映像を撮影し記録しておくものですので、ビデオカメラと同じように防犯以外の映像の記録にも使用することができます。
ただ通常のビデオカメラとは違い、屋外用カメラは屋外への設置を考慮した構造に設計されています。
ほとんどの屋外用監視カメラは氷点下の気温にも耐えられる設計になっておりますので気温の低い地域でも耐久性の心配はありません。
実際に、多くの北海道や東北の地域のお客様にも設置頂いております。
積雪の多い山道や交差点などに防犯カメラを設置し、レコーダーに記録しておけば、いつどの程度雪が積もっているか、路面が凍結していたかなどを振り返ることができます。
カメラは夜間も白黒映像で撮影できますので、1日中積雪状況を記録できます。
また、遠隔監視の設定をすれば、どこからでもパソコンやスマートフォンのアプリを通じてリアルタイムで積雪状況を確認することができます。
一般公開してホームページなどでライブ配信すれば、近くの地域の方々が家の中から外の状況を把握し、備えることができます。
もちろん監視カメラですので、万が一の事故の際にも役立ちます。
さまざまなライブ配信
積雪の観察に限らず、さまざまな省庁や自治体がライブ配信を行っています。
たとえば、大きな河原の9か所にライブカメラを設置している自治体や、お天気カメラと称して、日々の天気を観察するために設置しているところも多くあります。
事故防止としてだけでなく、火山や山を身近に感じてもらうために配信しているところなど、検索するだけで遠く離れた場所の映像もすぐに見ることができるので、現地の状況を身近に感じることができます。
みなさんも、お住まいの地域のライブ配信を活用してみてはいかがでしょうか。