多民族・多宗教の人々が日本に訪れるオリンピック。その時、我々に必要なものは何か

多民族・多宗教の人々が日本に訪れるオリンピック。その時、我々に必要なものは何か

空港が入口となり市街地へ

東京夏季オリンピックが開催される際に、空の玄関口となる羽田空港と成田空港には、各国から数多くの人々が訪れ、非常に混雑することが予想されます。空港内では防犯カメラ以外にも熱センサー探知機など、高性能な精密機器が配置され、テロ対策も行われています。

恐らく空港を利用する人全てが、設置してあるカメラのどこかの撮影範囲に納まるよう、機器配置場所も設計されているはずです。

しかし大混雑が予想される東京夏季オリンピック時には、空港を利用する全ての人々に管理側が素早く対応することも難しくなる可能性もあります。そのあたりも想定し、今後は空港内のカメラ台数設計に変更があることを期待します。そして東京夏季オリンピックの各会場へアクセスするためには、空港から更に公共交通機関を利用することとなります。地下鉄・電車・バスなど、日ごろ私たちが利用する公共交通機関には多くの外国から訪れた人々も同乗することとなり、東京の人口は更に膨れ上がることで、日々の生活に何かしらの支障が出てくるかも知れません。

またそれに際し、今まで考え付くこともできなかった場面に遭遇し、当たり前の生活に 変化を与えられるケースも出てくるかもしれせん。

オリンピックには多民族・多宗教の人々が訪れる

東京夏季オリンピックには200前後の国と地域から、選手や観戦者が訪れます。

つまり参加国に応じた民族が、また各宗教からなる価値観の人々が集結します。

私たちの生活リズムや無意識に守っている行動規範、価値観とは違うことがあるため、想定をしていなかったケースと向き合う場面が出てくるかもしれません。

例えば、日本では道端にゴミを捨てることを嫌う意識がありますが、反対に道端にゴミを捨てることが当たり前な国もあります。その国では昔から道端のゴミを拾う職業も存在しているため、それはその国の価値観であり歴史でもあることから、その行為を咎めることはできません。

東京夏季オリンピックでは、私たち個人がそのような価値観の違いに向き合うことも求められます。公共交通機関や市街の大通りなど、国や自治体、商店街などが主導となって、外灯などに防犯カメラを設置して、独自の対策を行っているところは多くあります。しかし人通りが少ない歩道やその地域には、まだまだ街頭防犯対策を行えていないのが現状です。

特に外国で配布されている観光用のガイドブックに載っている地域は、東京夏季オリンピック時には多くの人々が訪れることが予想されるため、事前の対策を講じる必要性があると思います。

今後は国が主体となって、様々な催し物が開催され、日本という国を多くの人々に理解してもらう機会が増えて行くことかとは思われます。 しかしそれでも伝えきることにも限界はありますので、最後は自分たちで解決できる コミュニケーション技術であったり、何かしらの対策を取っていくことをイメージしていた方が賢明かもしれません。思考や意識を日本から飛び出して、人々を捉えていくイメージは想像しづらいものですので、実際的な対応策という点では、防犯カメラは有効なツールかと思います。

一人ではなく複数人で行う防犯

個人宅、個人商店、企業独自で行う以外にも、商店街や組合など複数人や複数企業で行う防犯対策もあります。

その際に有効なるのが、各自治体で行っている防犯機器への補助金対策です。東京23区のほとんどの役所が設けている補助金制度を利用することで、個人ではなく団体で見積りを作っていくことが可能で、且つ、より安価に防犯カメラの導入が可能となります。

日本国内で適用される法律で対処できる事案であったとしましても、やはり防犯カメラ映像が大きな証拠となることには変わりはありません。録画機も含めた防犯構成を取ることで、より安心で安全な生活を維持できますし、私的に設置された防犯カメラ映像が困っている他人を救う手立てにもなります。防犯カメラが守るのは国民一人一人の日々の生活でもあります。

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