誰でも簡単にわかる!防犯カメラ講座

設置環境や目的に合った、適切な防犯カメラをお選びいただくためのマニュアルです。 初心者の方も、もう一度防犯カメラの知識を再確認したい方も、ぜひお役立てください。
防犯カメラ・監視カメラ選びのポイント
◇屋内に設置する

屋内、屋外どちらのタイプも設置できます。 目立たないドーム型やボックス型など種類も多いので、 被写体までの距離や暗闇での撮影有無などから合った カメラを選択してください。
◇軒下などに設置する

雨などに直接触れない軒下などについては「屋外防滴」タイプがおすすめです。直接雨が吹き込んでくる可能性がある場所には「屋外防雨」タイプのカメラをお選びください。
◇屋外に設置する

雨などに直接濡れても大丈夫なカメラを選ぶ必要があります。「屋外防雨」タイプで、天井面に設置するのか、壁面に設置するのかなど、 設置場所をふまえてお選びください。

日本では西日本と東日本で電気の周波数が異なるため、東日本でインバーター内蔵の照明器具をご利用でない場合は、防犯カメラの映像にちらつきが出てしまいます。これを抑止するのがフリッカレス機能です。
東日本でのご利用の際は、フリッカレス機能搭載の防犯カメラをお選び下さい。

大型テレビでも映像がキレイ!
一般的な防犯カメラの画質(52万画素)では30インチ以上の大型テレビでは、映像の劣化が目立ちましたが、130万画素になったことにより、ストレスのない映像で監視できるようになり、220万画素では更に鮮明な映像でご覧になれます。
※赤い枠の部分を拡大してみると、画素数による違いが明確に!



暗視では、カメラの感度を高め、わずかな明かりを利用して暗視を行うタイプ(高感度暗視タイプ)と、赤外線(人間の目では認識できない光)を照射して撮影を行うタイプ(赤外線暗視タイプ)が、主に使用されます。
広範囲の暗所を撮影する場合は前者、屋内の一室やポイントを特定した撮影を行う場合は後者が使用されます。
それは、これら防犯カメラに次のような特性があるためです。


防犯カメラ前面から照射される光で暗所をスポット的に撮影します。 完全な暗所(消灯された建物内など)でも撮影は可能ですが、広範囲の撮影では光が行き届かず十分な撮影ができません。赤外線光を肉眼で見る事は出来ませんが、赤外線照射部は、肉眼でこのように赤い点に見えます。
夜間、真正面から見るとこのように赤い点が見えますが、ライトのように発光しているわけではない為、ちょっと角度が変わると赤い点は見え難くなり、ライトのように目立つものではありません。

ズームレンズに似た可変焦点距離のレンズで、バリフォーカルレンズは、1本でもっとも使用頻度の高い画角をカバーする変倍レンズです。
焦点距離を変えることで撮影範囲の調整ができるため、カメラを移動させたり、レンズを交換する必要がありません。
夜間の監視には暗視カメラや赤外線照射器を搭載した防犯カメラが使用されますが、通常の防犯カメラの撮影範囲を照らすようにセンサーライトを設置するケースもございます。
赤外線センサーの反応距離と撮影範囲の兼ね合いもございますが、防犯カメラの撮影範囲が5m前後であれば効果的な組み合わせです。





レンズには焦点距離(f=6mm などと記載されています)というものがあり、この長短で視野角が変動します。
一般的な防犯カメラの焦点距離はおよそ4~6mmで、それ以下になれば広角に、それ以上であれば望遠になっていきます。
■撮影サンプル画像 …… 自販機まで約4m/物置まで約6m/駐車場の車まで約20m
◇デジタルカメラで撮影

◇標準レンズ撮影 (1/3CCD)(f=6.0mm)

◇広角レンズ撮影 (1/3CCD)(f=4.3mm)

◇望遠レンズ撮影 (1/3CCD)(f=16mm)

カメラのスペック表に「最低照度」、「被写体最低照度」といった数値が出ています。
これは「~Lux」と記載され、撮影にどれだけの光量が必要かを表しています。
例えば、人間の目は1.0Luxほどの光量があれば見えると言われていますが、どの程度のLuxがどの程度の光量を表すのかは次の通りです。
100,000Lux | 真夏の晴天時 |
10,000Lux | 晴天時 |
5,000Lux | 曇りの日の屋外 |
1,000Lux | デパート内 |
500Lux | 事務所や会議室 |
100Lux | ホテルのロビー |
50Lux | 屋内非常階段 |
10Lux | 地下駐車場 |
1Lux | 夜の街灯周辺 |
0.3Lux | 月明かり |
システム導入で必要なもの








データ量が大きい為、同軸ケーブルを使用して接続します。※5C-FBの利用を推奨しております。
また、高画質でモニターする為にHDMIケーブルを使用して映像を出力します。


