個人経営の美容室にも最適!防犯カメラの選び方と設置の注意点

個人経営の美容室にも最適!防犯カメラの選び方と設置の注意点

美容室は一見すると平和で落ち着いた空間に見えますが、実は防犯リスクの高い業種のひとつです。店舗にとって大切な資産である「お客様」「商品」「スタッフ」を守るためにも、防犯カメラの設置は必要不可欠です。

ここでは、美容室に防犯カメラが必要とされる3つの大きな理由について詳しく解説します。

美容室への導入目的

美容室の方々からご相談をいただく場合下記のような目的で設置をされる方が多いようです。

①レジでの金銭授受のトラブル防止

②お店駐車場などでのトラブル防止

③夜間の侵入盗難(いわゆる空き巣)の防止

④スタッフによる内引きの防止

⑤複数店舗を経営されているオーナー様から店舗の様子をパソコンやスマートフォンから閲覧できるようにしたい。

①レジでの金銭授受のトラブル防止

→レジ上にカメラを取り付けてお預かりした金額、お返しした金額、クレジットカードをお返ししたか。

などを確認する為に使います。

②お店駐車場でのトラブル

→店内だけの撮影に気が行きがちなのですが、意外に重要なのが駐車場など外の監視です。 これは営業時間内だけではありません。空き巣などは、犯行前に下見を必ず行います。

特に美容室、理容室はお店の定休日がきまっている場合が多く、下見もし放題です。

そんなとき防犯カメラがあれば、駐車場に近づく不審な人物を撮影することが可能です。

こういった犯人は「捕まらないこと」を第一目的にしている為、下見をした際に、防犯カメラがあれば、「防犯に気を使っている店」ということで、ターゲットから外れます。

夜間の侵入盗難(いわゆる空き巣)の防止

転売目的で、薬剤や備品などの盗難にあった。という声も耳にします。

夜間もしっかりと撮影できる機器を整えましょう。

④スタッフによる内引きの防止

以外と頭を悩ませている方が多いのがこの事案です。

染料などの薬剤を私的利用の為に持ち帰るなど、利益に直結する損害を減らす為だけではなく、 カメラを設置することで捕まえるわけではなく、従業員に思い直してもらいたい。と考えるオーナー様も多いです。

⑤複数店舗を経営されているオーナー様から店舗の様子をパソコンやスマートフォンから閲覧できるようにしたい。

お店の様子を確認したいが、店舗に行く時間を節約したい。

忙しい時間帯のスタッフ配置を確認したい。などのご要望があります。

これら防犯カメラですが、スタッフの方からすれば「監視をされる」「疑われている」など、嫌悪感を示す方も多いと思いますが、逆の発想でお考えいただければと思います。 「防犯カメラは従業員の方を守る為のもの」です。 金銭のやりとりでの証拠だけでなく、美容室は練習などで夜遅くまで人がいることも多いと思います。

そんなとき、もし強盗に入られたら?お店の金銭的被害だけではなく、従業員の方の身体的、精神的被害にもつながります。

そうならない為にも、防犯カメラはとても有効なもの。と言えます。

美容室におすすめの防犯カメラとは?

美容室に防犯カメラを設置する際は、ただ防犯できればよいというわけではありません。

店内の雰囲気や施術スペースの特性、スタッフやお客様の心理にも配慮した機種選びが求められます。

ここでは、美容室に設置する防犯カメラの選び方のポイントと、おすすめの機種3選をご紹介します。

美容室に設置する防犯カメラを選ぶポイント

美容室に設置するカメラでは、以下のポイントをチェックしましょう。

画質 顔が識別できるフルHD以上が推奨
録音機能 接客内容のトラブル回避に有効(※法律面は注意)
デザイン性 おしゃれな内装にマッチする小型・目立たない機種が人気
設置場所対応 天井・壁・受付などのスペースに対応するか

美容室に最適なおすすめカメラ3選

機能 【なぜ必要】
美容室における活用例
小型 【目立たないデザイン】
店舗の雰囲気を壊さない ナチュラルな内装・おしゃれなサロン向け
録音対応 【トラブル対策に有効】
接客時のクレーム防止/スタッフ教育
高画質録画 【証拠映像の明瞭化】
万引きや金銭トラブル発生時の検証

より詳しく!美容室全体を撮影しながらも、より細部まで撮影できるのがカメラセット

出入口は、逆光になってしまい被写体が黒潰れしてしまい、誰が入ってきたのか、判断しづらい。というお声もございますので、逆光補正機能(WDR機能)がついたカメラがおすすめです。また、夜間侵入にも対応できるように、赤外線暗視機能タイプを導入されることもオススメです。

最後にカメラの景観ですが、コンビニあるようなカメラでは、利用されるお客様に「カメラ」と印象付けることになり、お店の雰囲気も崩れてしまう。というお問い合わせもいただきます。そんな時には「ドーム型カメラ」がおすすめです。 エレベータ内などに使われ、パッと見ただけではカメラとわかりにく形状をしておりますので、利用されるお客様に、カメラを意識されず気持ちよくお店をご利用いただけます。

セット

よくある質問(美容室の防犯カメラ編)

美容室の施術スペースに防犯カメラを設置しても問題ないですか?

基本的には問題ありませんが、お客様のプライバシーへの配慮が必要です。顔や髪型などが映ることへの不快感を与えないよう、カメラの設置場所や角度に十分注意し、必要に応じて「防犯カメラ作動中」の掲示や事前説明を行いましょう。個室やシャンプーブースなどは特に慎重に対応するのが望ましいです。


カメラの録音機能を使っても違法になりませんか?

録音機能は便利ですが、音声の録音は「盗聴」と見なされる可能性もあるため要注意です。会話内容を無断で録音するのは、場合によっては個人情報保護法や盗聴に関する法律に抵触する可能性があります。録音を行う場合は、スタッフ・お客様の双方に明示し、同意を得ることが重要です。


カメラの映像はどれくらい保存できますか?

保存期間は、カメラの録画方式(常時録画 or 動体検知)と録画容量によって異なります。例えば、フルHD画質で常時録画をする場合、1TBのHDDで約7〜10日程度の録画が可能です。長期保存したい場合は、大容量HDD搭載の録画機やクラウド録画の利用も検討しましょう。


小規模サロンや1人営業でも防犯カメラは必要ですか?

はい、むしろ個人経営サロンこそ、防犯カメラの恩恵は大きいです。万が一のトラブル対応はもちろん、営業時間外や施術中の来客確認、体調不良時の安全確認にも役立ちます。最近では、設置が簡単でスマホ連携できるタイプの小型カメラも人気です。


店舗の内装にカメラを設置すると雰囲気が壊れませんか?

デザインに配慮した小型・目立たない防犯カメラを選ぶことで、内装との調和も可能です。特にドーム型やホワイト・シルバー系のボディカラーは、ナチュラルなインテリアとも違和感なくなじみます。設置場所も、受付や入口付近など、圧迫感を与えにくい位置を選びましょう。


スタッフに無断でカメラを設置してもいいですか?

スタッフの同意なく設置するのは避けるべきです。職場での監視行為に対しては、労働法上のプライバシー保護の観点から問題視されるケースもあります。カメラ設置の目的(防犯、トラブル防止など)をしっかりと説明し、社内ルールとして明示することが重要です。


まとめ|美容室の防犯カメラは「お店の信頼」を守る投資

美容室の信頼は、お客様とスタッフの「安心感」から生まれます。

防犯カメラは、単なる監視ツールではなく、「トラブルの予防」「接客品質の維持」「経営効率の向上」にも役立つアイテムです。

お店の規模や業態に合わせた最適なカメラ選びで、安心と信頼を手に入れましょう。

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