無人店舗での防犯カメラ活用方法
コロナ禍での飲食店が営業自粛に追い込まれ、フードトラックや持ち帰りのお弁当販売、無人店舗などが増えております。特に無人店舗については飲食店だけではなく労働人口の減少・DX化の促進によって、フィットネスジム、コインランドリーなどたくさんの無人店舗の業態が増えてきており、弊社にもお問合せをいただく機会が増えてきました。
無人店舗を行う主なメリット
ここ数年で増加している無人店舗には、接触や感染リスクが少ない・人件費を削減できる・業務を最低限に押さえられるといったメリットがあります。人件費が上がる昨今、人がいる店舗であっても無人レジで人件費を削減することが増えてきていますが、1人もスタッフを配置しない事で、より抑えられるのは明確なメリットになるでしょう。
無人店舗で発生するトラブルや事故
無人店舗は様々なメリットがありますが、防犯面では人がいない点から不安な部分も多くなるでしょう。実際にお問合せいただく中から「無人店舗でどんなトラブルが発生しているのか?」をご紹介します。
万引き・窃盗
一番多いのは万引き(窃盗)対策の相談です。
無人店舗だと「人の目」が少なく、特に人通りが少ない場所や時間帯であれば被害の可能性はより高くなります。
急病や事故などの人命にかかわるもの
フィットネスジムやコインランドリーなど、滞在時間が長くなる傾向の業態の場合、不測の事態も発生する可能性があります。
設備へのイタズラ、破壊
設備の破壊、イタズラは復旧に大きなコストが必要なものも少なくありません。設備が壊れてしまっては営業機会の損失にもつながります。24時間営業をしている店舗が多いからこそ故意ではないものもあるかもしれませんが、特に夜間は酔っ払いによるイタズラも対策する必要があります。
目的に応じて使い分けが大切
上記の通り無人であるが故に様々な課題がありますが、防犯カメラなどの防犯機器を設置することで問題を未然に防ぐことができます。
しかし、防犯カメラを設置されようとしている目的や環境に応じて、オススメできる商品が異なります。
・従来のようなレコーダーを設置して録画するもの
・スマホやパソコンからの遠隔監視を主としたもの(インターネット回線が必要)
・クラウドに映像を保存するもの(インターネット回線が必要)
など、いくつか種類がございます。
アルコムではどのタイプのシステムも取り扱っており、それぞれ各タイプごとの特徴、オススメ出来るシチュエーションをまとめておりますのでご参照ください。
無人店舗に適した防犯カメラ
威嚇効果のあるボックス型カメラ
施設入口にカメラでとられていると分かるような形状のカメラの導入をお勧め致します。
「監視している」としらしめることにより犯罪の抑制に繋がります。
遠隔監視に適したネットワークカメラ
各教室にカメラを設置してネットワークを通して外部から確認が可能です。
保護者や家族が園児の普段の姿を確認したり、休憩時間に可愛いわが子を見て癒されたりと大切な子どもを預けている環境で遠隔からでも目で子どもの様子を確認できるのは非常に便利な機能です。
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