最新の防犯カメラ事情

防犯カメラのイメージ

今までの防犯カメラ

「防犯カメラの映像」というと、どういう映像を思い浮かべられるでしょうか。ニュース番組、ワイドショーなどでよく出てくる、画質が荒く、動きもスムーズじゃない カクカクとコマとびした映像。と想像される方も多いと思います。ほんの数年くらい前までは確かに、上記のような、画質、性能のカメラが大半を占めておりました。携帯電話などにもカメラが搭載されるようになり、一般的なカメラの画質はどんどん良くなっているのに、防犯カメラはなんで?というお声もいただいておりました。

最新の防犯カメラ

現在では大きくわけると3タイプの画質がございます。

① アナログカメラ(52万画素未満のもの)

② AHDカメラ(130万画素のもの)

③ HD-SDIカメラ(223万画素のもの)

2013年頃から③のHD-SDIカメラが登場し、今まで画質が低く、犯人特定に至らなかった環境でも、このカメラに入れ替えることで、各段に画質が良くなり、人の顔の確認や条件によっては、ナンバープレートの確認もできた。と非常に良い声もいただきました。弊社内でも新商品の検証時にHD-SDI(223万画素)と従来の52万画素カメラを見比べた際に、ここまで画質が大きく変わるのか。と驚きの声があがったほどです。また画質が良くなった分、防犯カメラに求められる長時間の録画の為に、 HDDの搭載容量を増やすことが課題でしたが、 最大で12TBという従来には無いような大容量を搭載することで、 長期的な録画も可能になりました。

主な設置場所としては、

万引き、イタズラ、フードディフェンス(異物混入)、街頭防犯。を目的とし、 書店などの小売店舗、工場、商店街、マンション、コンビニなど様々な場所へ導入されました。特にコンビニ、小売店などに関しては、レジでの金銭授受が発生する為、 お釣りの受け渡しでのトラブル防止やトラブル時の映像証拠として、 従来のような「防犯」「威嚇」だけではなく、「従業員を守る」為にも、非常に多くのカメラが導入されるようになっております。

また、昨年末から②のAHDカメラを販売開始致しました。

カメラの画質は、HD-SDIの223万画素カメラと比較すると、 AHDが130万画素の為、若干見見劣りしてしまいますが、 HD-SDIのネックとして、挙げられていた機器コストやリプレイス(入れ替え)工事 を大幅に改善し、機器コストに関しては従来のアナログカメラと同等レベル、 更には設置されているアナログカメラの配線もそのまま使える為、 リプレイス(入れ替え)工事もやりやすく、工事コストも抑えることができると非常に人気です。

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