再配達ゼロへ!宅配ボックスの効果やおすすめと組み合わせの防犯について

再配達ゼロへ。宅配ボックスの効果やおすすめと組み合わせる防犯について

忙しくて在宅時間がバラバラ、日中は家を空けがち……そんなあなたの生活にぴったりなのが「宅配ボックス」です。

再配達の手間を減らし、配達員との非対面受け取りで安心感もアップ。

不在時でも荷物を安全に受け取れるだけでなく、防犯対策・時間の有効活用としても多くのメリットがあります。

本記事では、宅配ボックスがもたらす“安心・時短・防犯”の3つのメリットと、選び方のポイントをわかりやすく紹介します。

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なぜ今「宅配ボックス」なのか?

ネット通販の利用が急増する中、再配達の件数は年々増え続けています。

国土交通省の調査によると、日本国内の再配達率は全体の約8.4%だそうです。

都市部では平均を上回る9.3%に達しており、ドライバー不足や物流コストの上昇も深刻さを増しています。

引用:国土交通省「令和7年4月の宅配便の再配達率は約8.4%

受け取る側にとっても「不在で荷物を受け取れない」「再配達の依頼が面倒」といった不便さが日常化しており、再配達を減らし効率化を図る仕組みが求められています。

もう一つ見逃せないのが、防犯面のリスクです。

玄関前の「置き配」を狙った盗難トラブルや、不在時を狙う訪問詐欺・空き巣被害も報告されています。特に一人暮らしの女性や高齢者世帯では、こうしたトラブルへの不安から「非対面で安心して荷物を受け取りたい」というニーズが高まっています。

そこで注目されているのが「宅配ボックス」の導入です。

不在時でも荷物を受け取れるうえ、再配達を減らすことでドライバーの負担軽減やCO₂削減にもつながります。

さらに、防犯カメラやスマートロックと連動する製品も登場し「荷物を受け取る箱」から「家を守る設備」へと進化を遂げています。

いまや宅配ボックスは、単なる便利グッズではありません。

防犯対策・時間の有効活用・環境配慮のすべてを支える新しい生活インフラとして多くの家庭で導入が進んでいます。

宅配ボックスを設置するメリット

【メリット1】
不在でも荷物が受け取れる
宅配ボックスの一番の魅力は、外出中でも荷物を受け取れることです。
「再配達を頼むのが面倒…」という人には特に便利。
仕事や買い物で家を空けている間に、配達員さんが荷物をボックスに入れてくれます。
その結果、再配達の手間が減り、配達員さんの負担軽減や環境負荷の低減にもつながる、ちょっとした社会貢献にもなります。
【メリット2】
非対面で受け取れて安全
宅配ボックスなら、配達員と直接やり取りしなくて済むので、一人暮らしの方や高齢者も安心です。玄関前に置くだけの「置き配」と違い、盗まれたりいたずらされたりするリスクも低くなります。鍵付きタイプや防犯カメラ連動のモデルを使えば、防犯面でさらに安心感が増します。
【メリット3】
生活の自由度が上がる
荷物の受け取り時間を気にせず、外出や家事に集中できます。「配達時間まで家にいなきゃ」といったストレスから解放されるので、生活のペースが自分の思い通りに調整できるようになります。ちょっとしたことですが、毎日の暮らしの快適さが変わるポイントです。
【メリット4】
配達トラブルを避けられる
直接やり取りしない分、「荷物の誤配」や「破損」といったトラブルも起きにくくなります。さらに、ボックスに記録が残るタイプやアプリで開閉履歴を確認できるタイプなら、受け取りの証拠も残るので安心です。

宅配ボックスを設置する際の注意点

再配達の手間が減って便利な宅配ボックスですが「とりあえず置けばOK」というわけではありません。

設置場所やボックスの種類を間違えると、せっかく導入しても使いにくかったり、防犯面で不安が残ってしまいます。

宅配ボックスを設置する際の注意点は主に3つです。

  1. 設置場所と耐久性のチェックは忘れない
  2. 荷物のサイズと業者の対応を要チェック
  3. 鍵の種類と管理方法にも注意

くわしく説明していきます。

注意点①:設置場所と耐久性のチェックは忘れない

屋外に置く場合は、まず「雨や日差しにどれくらい強いか」を見ておきましょう。

防水仕様をうたっていても、長く使うとどうしても劣化してきます。特に西日が強い場所だと、色あせや部品のゆるみが早くなることも。

意外と見落とされがちなのが“設置場所の安全性”です。道路から見える位置に置くと、いたずらや盗難のターゲットになりやすいこともあるので、防犯カメラやセンサーライトを一緒に設置しておくと安心です。

注意点②:荷物のサイズと業者の対応を要チェック

どの宅配ボックスでも使えるわけではありません。

実は、ボックスによって入る荷物の大きさが違ったり、宅配業者によっては利用できない場合もあります。

とくに冷蔵や冷凍の荷物、ゴルフバッグのような大型品は非対応なことが多いので、普段よく使う通販サイトや業者の仕様を確認しておくと間違いがありません。

「大きめを買っておけば安心」と思いがちですが、設置スペースとの兼ね合いもあるので、家の環境に合わせて選ぶのがコツです。

注意点③:鍵の種類と管理方法にも注意

最近はダイヤル式のほか、電子ロックやアプリ連動タイプも増えています。

どれを選ぶにしても、暗証番号の管理はきちんとしておきたいところ。

たとえば「家族全員が使えるように」と番号を共有しすぎると、うっかり他人に知られてしまうリスクもあります。

使いやすさと安全性、どちらを重視するかは家庭によって違うと思いますが、日常的に使うものなので、設定を放置せず定期的に見直しておくと安心です。

宅配ボックスはこんな人にオススメ

共働き家庭

日中は不在で受け取りが難しい共働き世帯にとって、宅配ボックスはまさに「時間の節約ツール」。

配達の時間指定や再配達依頼の手間がなくなり、効率的な暮らしを実現できます。

一人暮らしの女性

「知らない人と玄関で対面したくない」「夜の受け取りが不安」という女性にもおすすめです。

非対面で受け取れるうえ、防犯面でも安心感があります。

高齢者世帯

荷物の受け取りに玄関まで出るのが負担に感じる高齢者世帯でも、宅配ボックスを使えば自分のタイミングで荷物を受け取れるようになります。

配達員との接触を減らせるため、感染症対策としても有効です。

ECサイトや通販をよく使う人

ネットショッピングや定期購入を頻繁に利用する人には特におすすめです。

宅配ボックスを導入すれば、配達スケジュールを気にせず荷物を受け取れる生活が手に入ります。

宅配ボックスの導入ポイント・選び方チェックリスト

宅配ボックスは種類や設置場所によって使い勝手が大きく変わります。

せっかく導入しても「荷物が入らない」「鍵が壊れやすい」「雨で中身が濡れた」などの失敗を防ぐために、「設置環境」「サイズ」「施錠方式」「対応業者」「防犯性」の5つをチェックするのが基本です。

以下のチェックポイントを参考に、自宅に合ったタイプを選びましょう。

チェック1:設置場所の環境を確認する

まずは、設置する場所の環境を確認しましょう。 ・屋外設置か、屋根付きスペースか ・雨/風/日光が直接当たる場所ではないか ・玄関前のスペースに十分な広さがあるか 屋外に設置する場合は、防水・防錆(ぼうせい)性能の高いものを選ぶのが鉄則。 また、人目につきにくい場所に設置する場合は、防犯カメラやセンサーライトを併用して盗難の抑止効果を高めると安心です。

チェック2:荷物サイズとボックス容量

宅配ボックスの容量は、普段受け取る荷物のサイズに合わせて選ぶことが大切です。 小型(20〜30L):小物・書籍・軽衣料など 中型(40〜60L):日用品・小型家電・食品など 大型(80L以上):まとめ買い・大型宅配便対応 特に通販や定期購入をよく利用する場合は、一度に複数個の荷物が入るタイプを選ぶと便利です。 また、クール便対応や折りたたみ式など、使用頻度に応じた柔軟性もチェックしましょう。

チェック3:施錠方式と防犯性能

宅配ボックスは施錠方法によって、安全性と利便性が異なります。 施錠方式 特徴 ダイヤル式:電源不要で手軽。シンプルな防犯対策に最適。 ワンタイム暗証番号式:受取ごとに番号を設定。再利用防止に有効。 スマートロック連動:アプリ通知や遠隔操作が可能。高い防犯性能。 防犯を重視するなら、暗証番号式やスマートロック対応タイプが安心です。 また、開閉履歴が残るモデルなら、荷物の受け取り状況を後から確認できます。

チェック4:対応業者・利用ルールの確認

一部の宅配業者では、特定の宅配ボックスに対応していない場合があります。 購入前に必ず、主要配送業者(ヤマト運輸・佐川急便・日本郵便など)への対応状況を確認しましょう。 また、集合住宅では管理組合や大家さんの許可が必要なケースもあります。 設置ルールを事前に確認しておくことがトラブル防止につながります。

チェック5:デザインと使いやすさ

宅配ボックスは毎日目に入る設備です。 玄関の雰囲気に合ったデザインやカラーを選ぶことで、防犯性と美観を両立できます。 開閉のしやすさ、荷物の取り出しやすさ、家族全員で使える操作性も意外と重要なポイントです。

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まとめ:宅配ボックスは「便利」から「安心」へ進化する暮らしの必需品

ネット通販や宅配サービスが生活の一部となった今、宅配ボックスは「再配達を減らす便利アイテム」を超えて、家と家族を守る防犯ツールへと進化しています。不在時でも荷物を安全に受け取れ、配達員との非対面で安心。

さらに、防犯カメラやスマートロックと組み合わせれば、“玄関まわりの安心空間”をつくる設備としても高い効果を発揮します。

導入の際は、設置環境や荷物サイズ、防犯性能をしっかりチェックすることが大切です。

あなたの生活スタイルに合った宅配ボックスを選ぶことで、

  1. 荷物を待つストレス
  2. 盗難や訪問トラブルへの不安
  3. 再配達による手間

から解放され、時間にも心にもゆとりのある暮らしが実現します。

これからの住まいづくりでは、“安全”と“便利”を両立する宅配ボックスの導入が新しいスタンダードです。

防犯対策を兼ねた宅配ボックスで、あなたの玄関をもっと安心で快適な空間にしてみませんか?

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この記事の制作者:アルコム 担当者T

株式会社アルコム:2003年設立の20年以上実績がある防犯カメラ専門店。福岡県内の警察署・交番300ヶ所以上に防犯カメラの設置や美術展示会などへの防犯カメラ提供の実績が多数。

担当のT:防犯カメラ業界に10年在籍しており、販売と提案実績も多数。防犯カメラに関するホワイトペーパー防犯カメラに関する記事などの制作も多数。