学校防犯カメラ設置で「子どもを守る」導入前に知るべき注意点と実例

学校(小学校・中学校・通学路・高校)への防犯カメラ設置

「学校に防犯カメラを設置すべきか判断に迷っている」

「プライバシー配慮と安全対策の両立は難しそう……」

このようなお悩みはありませんか?

学校防犯カメラは、子どもたちの安全確保と教職員の保護に役立ちます。

適切な設置場所と運用ルールを定めることで、プライバシーに配慮した効果的な防犯対策が可能です。

この記事では、学校への防犯カメラ導入を検討している方へ向けて設置の必要性や注意点、具体的な導入方法について解説します。

安全で安心な教育環境づくりの参考に、ぜひ最後までお読みください。

アルコムが推奨する学校などへのオススメ防犯カメラセット

目次
  1. 学校への防犯カメラの必要性
    1. 通学路・校門での犯罪抑止
    2. トラブル・事件の証拠保全
    3. 教職員を守る録画活用
  2. 設置事例で見る学校という現場でのニーズ
    1. 学校設置例その1(グラウンド・職員車両・裏門)
    2. 学校設置例その2(通学路・レコーダーBOX設置)
  3. 学校防犯カメラの設置場所
    1. 通学路・校門
    2. 校舎入口・職員室
    3. 廊下・教室
    4. 校庭・体育館・駐車場
  4. 学校へ設置される防犯カメラの種類
  5. 学校防犯カメラ導入のメリット(アルコムのセット事例)
  6. 学校へ防犯カメラ導入時の注意点
  7. 学校へのカメラ導入に関してよくあるご質問
    1. 職員室など重要な書類がある部屋は常にデータを残して置きたい
    2. 学校が休みの日に中に侵入する人物がいるので特定したい
    3. グラウンド、体育館や水泳での事故防止につなぎたい
    4. 通学路を撮影する際に死角をなるべく減らしたい
    5. 顔や車のナンバーもしっかり映るような撮影がしたい
  8. アルコムの防犯機器機能ピックアップ
  9. 監視カメラ施工までの流れについて

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学校への防犯カメラの必要性

学校への防犯カメラの必要性イメージ

学校防犯カメラの必要性は大きく3つの観点から考える必要があります。

  1. 通学路・校門での犯罪抑止
  2. トラブル・事件の証拠保全
  3. 教職員を守る録画活用

近年、学校周辺での犯罪や校内でのトラブルが増加傾向にあり、防犯カメラの重要性が高まっています。

それぞれの必要性について詳しく説明していきます。

通学路・校門での犯罪抑止

学校防犯カメラは通学路や校門での犯罪抑止に大きな効果を発揮します。

近年、小学生児童が犯罪に巻き込まれる事件が多く見受けられ、小学生や中学生が登下校中に事件・事故に巻き込まれる件数は1年のうちに100件以上起こってしまっています。学校内に忍び込み物を盗んだり、通学路に待ち伏せしていたりと子どもも保護者も安心できない状態です。

通学路に防犯カメラを設置することで、犯罪者には監視されているという心理的プレッシャーを与え、犯行を諦めさせる効果があります。また、万が一事件が発生した場合でも、容疑者の特定や事件の解決につながる重要な証拠を提供できます。

トラブル・事件の証拠保全

学校防犯カメラはトラブルや事件が発生した際の証拠保全に欠かせません。

防犯カメラを設置することで、教室や廊下での生徒間のトラブルや器物の破損行為を鮮明に記録できます。たとえば、壁の落書きや机の破壊行為があった場合、カメラ映像が行為者特定の手がかりとなります。

また、いじめの現場を捉えた映像を保護者や関係者に提示することで、迅速かつ適切な対応ができます。このように、学校防犯カメラは学校環境の安全性を確保する強力なツールとして機能し、記録として常時録画することで問題発生時にすぐに確認が可能です。

教職員を守る録画活用

学校防犯カメラは教職員を守るための重要なツールとして活用されています。

防犯カメラを利用することで、職員室や相談室での保護者対応が適切に記録されます。たとえば、理不尽な要求や暴言を受けた場合、録画映像が事実確認の根拠として活用可能です。

実際に、過去の事例では保護者の不適切な言動を映像で証明し、トラブルを未然に防ぐことに成功したケースもあります。これにより、教職員が安心して業務に集中できる環境を提供できます。学校防犯カメラは、カスハラ・モンスターペアレント対策としても重要な役割を果たしています。

設置事例で見る学校という現場でのニーズ

全国各地の導入実数

学校防犯カメラの現場ニーズは実際の設置事例から理解することが重要です。

  1. 学校設置例その1(グラウンド・職員車両・裏門)
  2. 学校設置例その2(通学路・レコーダーBOX設置)

実際の学校現場ではさまざまな課題に対応するため、防犯カメラの設置が求められています。具体的な設置事例を通して、現場のニーズを詳しく説明していきます。

学校設置例その1(グラウンド・職員車両・裏門)

学校設置例

学校設置例その1では、校内の複数箇所に対する監視ニーズに対応しました。

具体的な相談内容は以下の通りです。何かあった際に確認するため、グラウンドのおおまかな様子を撮影しておきたいという要望がありました。職員の車両へのいたずらが発生していたため、特定し指導するためにもカメラを設置したいとのことでした。

また、勝手な立ち入りを監視するため、目の届きにくい裏門に対してカメラを設置したいという要望もありました。この事例では記録をしっかりと残すことができるように、220万画素カメラを提案しました。レコーダーを職員室に設置し、モニターに常時映像を表示することで、職員全員での見守りが可能になりました。

学校設置例その2(通学路・レコーダーBOX設置)

通学路設置例

学校設置例その2では、通学路の安全確保に対するニーズに対応しました。

「通学路にカメラを設置し、安全を確保したい」というご相談に対して、屋外用カメラとレコーダーセットを提案しました。通学路への設置は特殊な環境のため、そのままでは設置ができない状況でした。

そこで、レコーダーを専用のBOXに入れて設置し、電源については電力会社との打ち合わせの上、引き込みの手配を行いました。また、地域でご協力いただける方のご自宅から通学路を撮影することもあります。学校防犯カメラの設置では、地域との連携も重要な要素となっています。

学校防犯カメラの設置場所

学校防犯カメラの設置場所イメージ

学校防犯カメラの設置場所は効果的な監視のため慎重に選定する必要があります。

  1. 通学路・校門
  2. 校舎入口・職員室
  3. 廊下・教室
  4. 校庭・体育館・駐車場

学校内外のさまざまな場所に防犯カメラを設置することで、全体的な安全対策が可能になります。それぞれの設置場所の特徴について詳しく説明していきます。

通学路・校門

通学路・校門は学校防犯カメラの最も重要な設置場所のひとつです。

通学路では人通りの多い交差点や見通しの悪い曲がり角への設置が効果的です。電柱や街灯を活用することで設置コストを抑えられます。

校門付近では来訪者が必ず通る位置に設置し、車両のナンバープレートも記録できる角度で調整します。

破損を防ぐために設置高度は3メートル以上が推奨されます。

校舎入口・職員室

校舎入口・職員室への学校防犯カメラ設置は出入り管理の観点から重要です。

職員室など重要な書類がある部屋は常にデータを残しておきたいというニーズがあります。容量の多いレコーダーを設置すれば、その分長期保存ができます。大切な書類がある部屋は出入り口のみに設置するのがおすすめです。

校舎入口では来訪者の確認と記録が主な目的となります。職員室内への設置は必要最小限にとどめ、プライバシーに配慮した運用が求められます。

廊下・教室

廊下・教室への学校防犯カメラ設置は最もプライバシー配慮が必要な場所です。

廊下への設置は比較的問題が少なく、生徒の動線を把握できます。一方、教室内への設置については政府も慎重な対応を求めており、子どものプライバシーや心理的負担への懸念が指摘されています。

教室への設置を検討する場合は、保護者や教育委員会との十分な協議が必要です。設置する場合でも、更衣などのプライバシーに関わる場面では録画を停止する配慮が求められます。

校庭・体育館・駐車場

校庭・体育館・駐車場への学校防犯カメラ設置は広範囲監視が特徴です。

グラウンドのおおまかな様子を撮影する場合は、220万画素カメラで記録をしっかりと残すことができます。駐車場では職員の車両へのいたずら防止が主な目的となります。

夜間も監視が必要な場合は、暗視機能付きカメラの設置が効果的です。これらの場所では設置位置が高くなることが多いため、メンテナンス性も考慮した設置計画が必要です。

学校へ設置される防犯カメラの種類

学校へ設置される防犯カメラの種類イメージ

学校防犯カメラの種類は設置場所や目的に応じて選定する必要があります。

ドーム型 ドーム型は目立ちにくい防犯カメラです。
半球状のカバーに覆われているため、どの方向を撮影しているかがわかりません。心理的な威圧感を与えずに監視できます。
学校の廊下や教室などの内部に適しています。生徒に過度な緊張感を与えることなく、自然な環境で監視を行えます。いたずらや破損に対しても比較的強い構造です。
ボックス型 ボックス型は高い威嚇効果を持つ防犯カメラです。
箱型の形状で監視していることが明確にわかるため、心理的威嚇効果があります。220万画素の高画質撮影が可能で、顔や車のナンバーもしっかり映ります。
学校の校門や通学路など、外部からの侵入者に対する抑止効果を重視する場所に適しています。屋外設置にも対応しており、レンズ交換により監視範囲の調整が可能です。
ネットワーク型 ネットワーク型は遠隔監視が可能な防犯カメラです。
インターネット接続により、スマホ・パソコンからの遠隔監視に対応しています。LAN給電IPカメラセットなら配線工事を簡素化できます。
学校が休みの日の侵入者特定や、職員室からの一括監視に適しています。録画データのネットワーク経由でのバックアップも可能で、複数台のカメラを一元管理できます。

学校防犯カメラ導入のメリット(アルコムのセット事例)

他社と違う3つのメリット

学校防犯カメラ導入のメリットは実際のセット事例から理解できます。

  1. 屋外広角対応セット(set813)
  2. LAN給電IPカメラセット(SET683)
  3. 暗闇カラー対応セット(SET770)

アルコムが推奨する学校向け防犯カメラセットは、それぞれ異なる特徴を持っています。

各セットの導入メリットについて詳しく説明していきましょう。

屋外広角対応セット(SET813)

set813の製品画像
屋外広角対応セット(SETset813)は学校で最も人気の高いセットです。
どんな場面でも対応できる屋外広角撮影カメラセットで、127,380円~(税込)で導入できます。福岡県の警察署・交番333カ所に導入された実績があり、信頼性の高さが証明されています。

学校での導入メリットは、通学路や校門周辺の広範囲監視が可能な点です。広角レンズにより死角を減らすことができ、1台で効率的な監視を実現します。屋外設置に対応しているため、天候に左右されない安定した監視が行えます。

LAN給電IPカメラセット(SET683)

SET683の製品画像
LAN給電IPカメラセット(SET683)は最新機種による高機能なセットです。
最新機種で導入するならこれが最適で、183,700円~(税込)で導入できます。LAN給電により配線工事を簡素化できるのが大きな特徴です。

学校での導入メリットは、ネットワーク経由での遠隔監視が可能な点です。職員室からスマホ・パソコンで一括監視でき、学校が休みの日でも状況確認ができます。配線工事が簡単なため、既存の学校施設への導入がスムーズに行えます。

暗闇カラー対応セット(SET770)

SET770の製品画像
暗闇カラー対応セット(SET770)は夜間監視に特化したセットです。
どんなときでもカラー撮影ができるセットで、195,400円~(税込)で導入できます。暗闇でもカラー撮影が可能な高性能カメラを搭載しています。

学校での導入メリットは、夜間や早朝の監視で鮮明な映像を記録できる点です。職員の車両へのいたずらや夜間侵入者の特定に威力を発揮します。従来の暗視カメラでは白黒映像でしたが、カラー映像により詳細な状況把握が可能になります。

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学校へ防犯カメラ導入時の注意点

トレイルカメラの選び方

学校防犯カメラ導入時の注意点は大きく3つのポイントがあります。

  1. 教室設置とプライバシー配慮(政府の対応と課題)
  2. 反対意見への対処法
  3. 運用ルールと保存管理

防犯カメラの導入は安全確保に有効ですが、同時にさまざまな課題への対応が必要です。それぞれの注意点について詳しく説明していきましょう。

教室設置とプライバシー配慮(政府の対応と課題)

教室設置とプライバシー配慮は学校防犯カメラの最も重要な課題です。

政府は防犯カメラの設置に関して具体的な法的規制や運用ガイドラインを設けていない状況です。対応は各学校や設置者(自治体)が個別に判断すべきであるとしています。文部科学省は学校現場における問題行動への対策として、警察や児童相談所との連携を推進しています。

児童間の問題行動に対処するための試みとして注目される一方、子どものプライバシーや心理的負担への懸念も浮上しています。また、学校や自治体の判断が中立性を欠いた場合、信頼関係の崩壊につながる懸念もあります。今後の課題として、政府は全国統一のルール設定や専門機関の設置について議論を深める必要があるでしょう。

情報・出典:学級運営が難しくなった教室に防犯カメラを設置することに関する質問主意書(衆議院)
情報・出典:衆議院議員井坂信彦君提出学級運営が難しくなった教室に防犯カメラを設置することに関する質問に対する答弁書(衆議院)

反対意見への対処法

反対意見への対処法は学校防犯カメラ導入を成功させる重要な要素です。

保護者や教職員から監視社会への懸念やプライバシー侵害の指摘が出る場合があります。このような反対意見に対しては、導入目的の明確化と十分な説明が必要です。防犯カメラが子どもたちの安全を守るための手段であることを丁寧に説明します。

また、設置箇所の限定や録画停止機能の活用など、プライバシーに配慮した運用方法を提示することが効果的です。保護者会や教育委員会での議論を通じて、地域全体の理解を得ることが重要です。透明性のある導入プロセスにより、反対意見を建設的な議論に変えられます。

運用ルールと保存管理

運用ルールと保存管理は学校防犯カメラの適切な活用に不可欠です。

映像の閲覧権限を明確に定め、校長や教頭など限定された職員のみがアクセスできるよう管理します。録画データの保存期間は一般的に1ヶ月程度とし、必要に応じて延長する運用が推奨されます。職員室など重要な書類がある部屋は常にデータを残しておきたい場合、容量の多いレコーダーを設置することで長期保存が可能です。

また、映像の目的外使用を防ぐため、アクセスログの管理や定期的な運用状況の確認が必要です。USBメモリーによるデータバックアップ機能を活用し、重要な証拠映像の安全な保管も行います。適切な運用ルールにより、防犯効果を最大化しながらプライバシーを保護できます。

学校へのカメラ導入に関してよくあるご質問

職員室など重要な書類がある部屋は常にデータを残して置きたい

容量の多いレコーダーを設置すればその分長期保存ができます。また、大切な書類がある部屋は出入り口のみに設置するのをオススメ致します。


学校が休みの日に中に侵入する人物がいるので特定したい

侵入箇所が毎回同じではないか。ということから、防犯カメラを設置。ほどなく、近隣住人が侵入している姿がカメラに映っていたそうです。


グラウンド、体育館や水泳での事故防止につなぎたい

カメラを設置する事でケガをした際に映像を見返し原因を特定。再発防止の施策の実行につながっています。


通学路を撮影する際に死角をなるべく減らしたい

広角の防犯カメラを設置することで広い範囲を撮影する事は可能です。


顔や車のナンバーもしっかり映るような撮影がしたい

220万画素の高画質カメラであれば撮影可能です。


アルコムの防犯機器機能ピックアップ

約2倍の220万画素対応より高精細な映像の録画・出力が可能

約2倍の220万画素対応

録画時間目安AHDレコーダー2000GBHDD搭載

録画時間目安

自由な組み合わせAHDとアナログ自由に

カメラの自由な組み合わせ

マウス・リモコン操作AHDとアナログ自由に

録画機にはマウスが標準付属

簡単バックアップUSBメモリーデータバックアップ

簡単バックアップ

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