迷子探しにも役立つ!テーマパークでの防犯カメラ事情

迷子探しにも役立つ!テーマパークでの防犯カメラ事情

連休ともなれば何万人という多くの人が集まるテーマパークでは防犯システムの導入は欠かせません。どのような問題点・解決方法があるのでしょうか。

防犯カメラで犯罪を防ぐ・証拠映像を残す

テーマパーク内での犯罪として挙げられるものは、販売されているグッズやお土産の万引き、スリが多い傾向にあります。気分が開放的になるテーマパーク内では防犯意識が薄れやすく、カバンやお財布、買った品物等が盗まれてしまう事件が後を絶ちません。せっかく楽しみにしていたテーマパークも、犯罪被害に遭ってしまっては台無しですね。防犯カメラを設置することでどのような効果が得られるのでしょうか。

犯人は犯行を起こす前に周囲を確認する為、そこで防犯カメラが設置されていることを確認すると、映像に映ってしまうからやめておこう、と犯罪の抑止につながります。威嚇効果が期待できるカメラを配置することで万引きやスリの防止、抑止力となります。店舗内にはボックスカメラやドーム型カメラを設置し、屋外にはバレット型カメラを設置します。威嚇効果のある防犯カメラは景観を損ねるという理由から、建物の雰囲気に合わせたデザイナーズカメラを採用しているテーマパークもあるようです。

また犯罪被害に遭ったとしても防犯カメラで証拠撮りができることで、犯人逮捕へと大きくつながります。テーマパークは人が多いため、犯行現場をその場で押さえようと騒いでしまうと現場がパニックになることを考慮され、犯行を確認してもその場では対処せず、スタッフが裏側などへ連れて行って確認をすることが多いようです。

そこで犯行の証拠映像が確認できれば何も抵抗できません。防犯カメラの証拠映像は、防犯対策の重要なシステムです。

テーマパークでの迷子対策として

土日となれば家族連れが多く来場し、増えてしまうのが迷子です。テーマパークは子供たちにとってワクワクする場所です。親は事前に、勝手に行動してはダメときちんと伝えていても、好奇心旺盛な子供たちはどうしても単独行動をとってしまうのです。 子供が迷子になってしまったら、まずテーマパークの係りの人やセキュリティーガードに迷子になったことを伝えましょう。ほとんどのテーマパークでは迷子センターが設置されています。さらに防犯カメラが設置されていれば、カメラ映像をモニタリングしてスタッフが探してくれるはずです。

テーマパーク内に設置された防犯カメラの映像を使えば、労力を抑えて発見することができ、近くにいるスタッフが保護するという迷子対策になります。園内放送ができないテーマパークでは手掛かりも少ないため、防犯カメラシステムの導入はもちろん、顔認証システムやPTZカメラを導入して迷子対策をおこなっているようです。

アトラクションの待ち時間の把握、顧客分析データの集計

充実した一日にしたい!とアトラクションの待ち時間をいかに少なくして、効率的に回ろうかと計画を立てる方も多いようです。近年では、電光掲示板でのアトラクションの待ち時間の表示や、スマートフォンの普及により待ち時間をリアルタイムに見ることができるアプリが広がっています。そういったツールにも、防犯カメラの映像は役立っています。各アトラクションの入り口付近に防犯カメラを取り付ければ、本部のモニターで集中管理をおこない、一括してカメラの映像が確認できるため一目で込み具合が把握できます。防犯カメラ映像を活用してアプリや電光掲示板などのツールで随時待ち時間の共有ができれば、お客様の満足度を高めるサービスにもつながるのです。

また、カメラ映像のデータを取ることで人気アトラクションの混雑時間や、年齢層、混雑時の気象条件など必要に応じて様々な統計をとることが可能です。データをもとに、顧客分析をおこない経営戦略を図ったり、人気アトラクションの研究開発材料になったりと、防犯カメラは活用次第で防犯効果だけでなく、顧客満足度を高める販促ツールとして多用に活用することができます。

イベントの混雑状況を把握し、臨機応変に対応

連休でパレードやイベントが開催されると、多くの人が一気に集まることが予想されます。 計画的に人員配置をしていても当日何が起こるか分かりません。ハプニングが起こり、応援が必要になった場合、普段からどのような従業員教育をし、その時スタッフの方はどういう対応をされるでしょうか。

大切なことはスタッフの意識を統一し、お客様の安全を第一に確保することです。そのためには、リーダーがスタッフ全員に迅速で的確な指示を出さなければなりません。そのツールとして防犯カメラとインターカムを利用したシステムをご提案いたします。園内中の高いところに設置された防犯カメラの映像は、全体を見渡すことができます。本部で集中管理をおこなえば、リアルタイムでモニタリングができ、インターカムを使用してスタッフ全員に迅速に指示を出して対応することができます。現場の情報を集めて対策を考えるよりも、防犯カメラの映像で直接確認することでパニックに発展するより前に、正確、迅速に危機管理体制が整うシステムとなります。

想定外の出来事もすべて想定内として行動するには、日ごろから想定外まで想定した訓練をする事が大切です。お客様に夢と感動をお届けするテーマパークでは、防犯カメラを活用し、このような危機管理体制に取り組むことが必要でしょう。

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