防犯カメラの機能について
一口に防犯カメラと言っても、その種類は多く様々なものがあります。設置場所や設置条件によって、適切な防犯カメラは異なりますので、適切な防犯カメラを選択するよう防犯カメラの機能を理解しておきましょう。せっかく防犯カメラで犯行の瞬間を抑えても、鮮明な撮影には至らず犯人逮捕に繋がらないというケースもありますので、防犯カメラの選択は非常に重要なことです。
防犯カメラの機能
防犯カメラの機能は、もちろん映像を記録することです。その映像を記録する機能について、防犯カメラを選択する際に検討するべきなのは解像度です。解像度とは映像をどれだけ鮮明に記録することが出来るかどうか決まる部分です。販売されている防犯カメラであれば、どれを利用してもそれほど大きな差はないのではないかと考えている方は多いですが、低解像度のものでは撮影距離が限られ、映像が判断できないことも考えられます。
防犯カメラの解像度は高ければ高いほど良いと言えますが、用途に合わせて選択するのが一番でしょう。撮影範囲が限られたスペースであったり、室内の天井に設置するような場合では、撮影距離が少なくて済みますので、それほど高い解像度である必要はないとも言えます。また、防犯カメラの重要な機能として防水機能がついているのかどうか防塵機能はあるのか、耐久性はどの程度なのか、夜間撮影は可能かどうかなどがポイントになります。
防犯カメラの機能として解像度は重要ですが、そこだけではなく防犯カメラとして必要な安全性があるのかどうかもしっかり確認しておきましょう。目的や予算から総合的に判断し、適切な防犯カメラを選択してください。
防犯カメラの録画時間とは？
防犯カメラの録画時間とは、撮影した映像の保存期間のことです。仮に録画可能時間が１時間であれば１時間経つと以前のデータは消えてしまうので、確認することは出来なくなってしまいます。新しいデータが上書きされていくためです。防犯カメラの録画時間は、防犯カメラの映像を確認する頻度によっても影響します。録画時間が240時間であれば１０日前の映像も確認できるということですので、何か事件があった際も映像を確認することが出来ます。
映像を確認する頻度が高ければ、録画時間が長くなくてはならないということはありません。録画時間は重要ですが、ビデオやDVDの録画のように時間をオーバーしたら撮影不可能になるわけではなく、古い映像が消え新しい映像が増えていくという仕組みですので、録画時間を検討する際の参考にしてください。
防犯カメラの赤外線撮影とは？
防犯カメラの購入を考え、比較検討していると赤外線撮影対応と書かれているものがあることに気が付くと思います。防犯カメラの赤外線撮影とはいったいどのようなものなのかと言いますと、単純に言えば夜間撮影対応の防犯カメラのことです。夜間こそ防犯カメラによって不審者の有無など、確認したいことが多いです。しかし照明をつけていない場所をカメラで撮影すれば分かる通り、一般的には照明の無い場所を鮮明に撮影することは出来ません。それどころか人物がいるかどうかさえ分からないでしょう。
ライトアップしなければ、何も映らないのでは夜間の防犯に不安がありますよね。そこで赤外線と言う人間の目には見えないライトをつけて撮影することが出来るのが防犯カメラの赤外線撮影です。人間の目には見えませんが赤外線によりライトアップされて撮影されることによって、暗闇の中でもしっかりと映ることが出来ます。屋外に設置し夜間の撮影も考えているのであれば、赤外線機能は欠かすことの出来ないものであると言えます。
防犯カメラのリアルタイム映像確認とは？
防犯カメラの映像は、その防犯カメラの仕組みにもよりますがSDカードなどにデータが保存されることによって後から映像を確認することが出来ます。しかし後から確認するだけではなく、撮影しながら映像を確認することも出来るのです。リアルタイムで、防犯カメラの映像をチェックすることで、不審者の有無を確認できたり、安全を確認したりすることが出来ます。
以前はリアルタイムで映像を確認するためには専用の器機が必要になることもありましたが、今ではパソコンだけではなくスマホの利用によってもリアルタイムで映像を確認することが出来るようになっています。これによってよりシンプルに安全の確認を行うことが出来るようになりました。結果とs手、より防犯能力が高まり、安心できるようになっています。
防犯カメラの機能にはこのように様々なポイントがありますので、どのような環境で防犯カメラを利用するのかチェックしながら選択してください。使用環境によってベストな防犯カメラがあるはずですので、何を重視するのかどうか考えておくと防犯カメラの選択をしやすくなります。防犯カメラは防犯対策の中でも設備が必要な分、その能力は高いと評価されていますので、しっかり選びましょう。
