トイレで一服、即検知。火災を未然に防げ

火災予防のための喫煙対策

トイレで一服は火災の第一歩

公共の場所であるトイレでは火災予防のために禁煙としているところが大半ではないでしょうか。ほとんどの方はマナーを守るのですが、一部心無い人たちがそのルールを破り喫煙をしてしまっています。トイレは水もあるし、火災とは無縁のように思われるかもしれませんが、実際はそのようなことはありません。周囲にたばこの火などが燃え移ると大きな火災につながってしまいます。

ほんの一服のつもりが、大惨事を招いてしまうのです。一服をした人にとっては考えもしないことでしょうが、その気の緩みが火災につながっていくのです。マナーを守ることは火災予防にもつながっていくのですが、そのマナーを守らない人たちに対する対策が必要になってきます。ではトイレでの防火対策にはどのようなものがあるのでしょうか。

防火はまず早期発見が重要

トイレで一服を検知する仕組みがあれば、大半の人たちはそもそも喫煙をしなくなります。一服を検知するにはタバコの火を検知するセンサーがあればできます。それが炎センサーになります。わずかな炎を検知して警報音などを鳴らすことによって炎が大きくなる前の段階で知らせてくれるのです。防火は早期発見が一番です。炎が大きくなってからでは消火するのにも一苦労だからです。そのため炎センサーはわずかな火災の兆しを捕えて、防火につなげていくのです。トイレで一服をして突然センサーが作動したら大半の人は一服を辞めますよね。

このような炎センサーを取り付けているトイレはまだまだ少ないのが現状です。しかしこの防火対策をしているのとしていないのではその後の被害拡大を防げるか否かにかかってくるのです。ほんの少しの気の緩みが招く失火から大事な建物を守るためにも炎センサーは大きな役割を果たしてくれるのです。防火対策は早期発見がすべてなのです。

マナーを守って快適なひと時を過ごす

トイレを含めた公共の場所では不特定多数の人が過ごすことになりますので、そこでは全員が快適に過ごせるように一定のルールが必要になってきます。大半の人々はルールとマナーを守り過ごすのですが、やはり人々の善意にだけ頼っていても防げないものがあります。そのような際に必要となってくるものが一定の抑止力です。トイレの一服もそうですが、人は誰も見ていない場所では、今回だけはいいかという気の緩みを見せがちです。

そのようなマナーを守らない人々が増えると、ほかの人もやっているからいいかという流れでマナーは失われていってしまいます。そんな誰も見ていないような場所で炎センサーを取り付け火災の要因を取り除くことは大きな抑止力になるのです。ほんの一服のつもりでも炎センサーは見逃しません。そしてそのような監視がしっかりしているところだとそもそもトイレで一服などしなくなるのです。防火対策はこのようなちょっとした気の緩みを起こさせないことによって効果を発揮できるのです。

トイレなどの公共の場所ではマナーを守って快適に過ごしていきたいものです。しかしそのような場所でもマナーを破る人は必ず出てきます。そのような人たちから大切な建物を守るためにはやはり抑止力が必要になってきます。トイレなどの誰も見ていない場所だからそこ炎センサーによる監視は防火対策の要になります。

公共の建物でマナーを守る多くの人の善意を守るためにも、隠れた炎の監視人である炎センサーのトイレへの導入を進めていきたいものですね。

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