成人式のトラブル防止に役立つ監視カメラ

街頭防犯カメラは治安維持に効果的

トイレで一服は火災の第一歩

成人式は20歳になった人が出席する恒例行事です。20歳を超えると公的には一人前だと認められるようになるため、多くの人にとって特別な行事だと言えます。しかし成人する事に浮かれてハメを外してしまう人も少なくありません。成人式は数多のイベントの中でも、トラブルの発生確率が高い部類に属しています。

成人式の会場に選ばれるホールの抱えるリスク

成人式の途中で騒ぎを起こす出席者は、周囲に迷惑を振りまきます。しかし最も迷惑を被るのは騒ぎの付近にいる人ではありません。成人式の会場を貸し出した存在が、最も損害を受ける事になります。気が大きくなった成人式の出席者は、ホールの中で騒ぐだけでは飽き足らず、周囲の人を傷付ける事や器物破損を起こす事があるからです。事件が起こればホールの評判に傷が付いてしまいます。

これまでの利用者がルールを守ってホールを借りてきたからこそ、成人式の会場にふさわしいと認められるのです。それを台無しにされたら再び信頼を獲得するために、努力を積み重ねる必要があります。積み上げた信頼が崩れるのは一瞬ですが、他者からの信用を得るのは一朝一夕では成し遂げられません。以上の事からも成人式のホールを所有しているオーナーは、甚大なリスクを背負っていると評されているのです。仮にホールの貸し手に過失がなかったとしても、話を耳にした人が納得するとは限りません。成人式のトラブルに備えて、備えをしておくべきだと言えます。

監視カメラは抑止力として役立つ

成人式の出席者に対して釘を刺しておけば、何もしないよりはトラブルの発生確率を下げられます。しかし完璧な対策ではありません。厳かな式典である成人式の中で騒ぎを起こす人は、他者の言葉に耳を傾け難いからです。彼らは騒ぎを起こしても損害を被るのは、自分以外だとタカをくくっています。成人式の防犯対策を施したいのであれば、騒ぎを起こした人が損害を受ける仕組みにするのが肝要です。それを叶えたいのであれば防犯対策に用いられている監視カメラが役立ちます。

監視カメラが目立つ場所に設置されていると、人間は誰かに見られているという心理が働きます。誰かに見られていると不用意な行動は起こし難くなるものです。例えば防犯カメラをホールの壇上から出席者を見下ろすように設置すれば、効果が抜群なのは間違いありません。最近では成人式でトラブルが起こっている光景は、全国放映されているニュースで流れるようになっています。

格好を付けたがっている人は自身の醜態が人の目に触れるのを嫌います。実際に全国のニュースで放映されなくても、監視カメラの存在はそのイメージを思い起こさせる効果を持つのです。

万が一のトラブルが発生しても証拠映像が残っている

防犯対策の監視カメラは、成人式のトラブルの抑止力に強い効果があります。しかし騒ぎを起こす出席者の中には、監視カメラの存在を気に止めないタイプも存在しているのです。例えば騒ぎを起こすのが複数の人間であった場合、単独で行動するよりも強気になります。他にもお酒を飲んで理性が失われている可能性もあります。

トラブルの中心が理性的な考えを持っていなかった場合、身勝手な行動を抑制するのは極めて難しいのです。仮に成人式の途中で騒ぎが起こってしまったら、事後の対応が重要になります。主催者側やホールのオーナーに落ち度がない事を示すため、証拠を警察へ提出するのです。警察が犯罪だと断定すれば、ホールの評判が下がってしまう事はありません。その時には監視カメラの専用システムに残っている録画映像が役立ちます。成人式は1年に1回しか行なわない行事であるため、大容量のハードディスクが搭載されているシステムであれば、録画映像が残っていない事はあり得ません。ただし監視カメラや専用システムが壊れていると、証拠映像が記録されていない事があります。監視カメラを使う頻度が少ない環境でよく起こるトラブルです。成人式の中で騒ぎが起こってから後悔しないためにも、事前の動作確認を済ませるべきだと言えます。

監視カメラを現場に設置するだけでは、証拠として十分な効果を発揮しない事があります。監視カメラ単体では音声を記録する事が出来ないからです。監視カメラに加えてスピーカーを設置すれば音声も残ります。完全な証拠を欲している場合には、スピーカーの併用も考えるべきです。

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