公園に防犯カメラを導入する

公園のイメージ

現代の人間は多種多様な考えを持つようになっています。様々な着眼点を持つ人間が増えるのは良い事ですが、問題点が存在しているのも事実です。他者に対して悪意を持っている人が目立ち難くなっているからです。彼らが行動を起こすと対象者は危険に晒されてしまう可能性があります。特に危険に対する抵抗力の弱い子どもは、攻撃を受けた時に大問題に発展する恐れがあるのです。

犯罪の抑止力になる防犯カメラ

子どもが犯罪に巻き込まれないためには、未然に防ぐのが最善だと言えます。それに役立つのは防犯カメラです。防犯カメラのレンズの視界内に収まっている空間は、余す事なく記録されるのは多くの人が認識しています。防犯カメラが存在している区域で犯罪を起こすと、直ぐに発覚する可能性が高いのです。それ故に犯罪を起こす事を狙っている人物は、防犯カメラを避ける傾向があります。子どもが最も犯罪に巻き込まれ易いのは公園です。公園は遊ぶために設けられている設備であり、多くの自動車が行き交っている広い道路から離れた場所に作られ易いと言われています。遊んでいる時の子どもは注意力が散漫になってしまうので、自動車事故に遭ってしまうリスクが高まるからです。

しかし人通りの多い広い道から離れて設置される公園は、人の目が行き届き難くなるという欠点を抱えています。それをフォローする役目に役立つのが防犯カメラです。公園全体を見通している防犯カメラが一台でも存在していれば、防犯対策として機能する事が期待出来ます。

万が一の場合には録画再生機能が役立つ

防犯対策として公園に防犯カメラが導入されれば、犯罪の発生確率が激減するのは間違いありません。しかし抑止力として防犯カメラが役に立たない事もあります。刹那的な考えで行動している犯罪者は、防犯カメラによる発覚を恐れていないからです。そして犯罪者は再び現場に戻って同じ事を繰り返す可能性が高いと言われています。現場に戻らずとも別の公園で再犯する可能性が無いとは限りません。それを防ぐのに役立つのが過去の映像を確認する録画再生機能です。防犯カメラを通して記録される映像を確かめれば、犯罪が行われた当時の状況が分かる可能性があります。それを活用すれば要注意人物を明らかにする事が可能です。

しかし関係者だけで情報を独占するやり方は、防犯カメラの性能を引き出しきれていません。資料として警察に提出すれば、広い地域に対して有効な防犯対策になり得ます。使い方次第で現在進行形の公園の犯罪だけでなく、あらゆる場所に存在している子どもを守れるのが防犯カメラの強みです。

防犯カメラを導入しても慢心しないのが重要

防犯カメラは防犯対策に極めて有効なツールですが欠点も存在しています。それは高い性能を誇るが故に、導入しただけで安心してしまうユーザーが存在する事です。防犯カメラは機械の一種である以上、常に故障リスクを抱えています。防犯カメラのシステムに故障を知らせるアラーム設定が施されていなければ、故障しても直ぐに判明しません。防犯カメラが故障している状態では、欲しい情報が得られないリスクが生じてしまいます。他にもトラブルが起こった際に、直ぐさま使用出来ないリスクもあります。それは防犯カメラのシステムにログインするためのIDやパスワードを忘れてしまった場合です。

公園を映している防犯カメラの映像が誰でも見られるようになると、プライバシーの問題が浮上してしまいます。それを防ぐために防犯カメラのシステムは、ログインする際に必要事項の入力を求めているのです。

ログインする手段を忘れてしまえば、メーカーや導入した業者の協力が必要になります。防犯カメラを有効活用して子どもを守りたいのであれば、定期的な動作確認を怠らないのが重要です。

公園に防犯カメラを導入すれば、防犯対策として十分な効果があります。しかし図らずとも肖像権を侵害してしまう可能性があるのも事実です。現代で生きる人の中には、プライバシーの侵害を極端に嫌う人も存在しています。導入の際には公園の周辺で生活している人に対して、事前に通告する作業も大事です。

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