知りたい!防犯カメラの価格について

防犯カメラの機能にはどのようなものがあるのでしょうか?
防犯カメラと一口に言ってもいろいろな種類があります。
取り付ける場所や不審者に対して目立つように設置するのか、固定式なのか稼働式なのか、など用途によって様々な形状や種類があります。そしてそれぞれにドーム型、ボックス型があります。
まずは形ですが、ドーム型、ボックス型の2種類について説明します。ボックス型は防犯カメラのイメージに一番近いものではないでしょうか。このタイプは視野が設置した時の状態で固定されます。監視しているぞという威圧感を与えることができます。
最近増えてきているのがドーム型という監視している方向がわかりづらいタイプのものです。
不審者にとってはどの視野で監視されているのがわからないため、こちらも抑止力が働きやすいものになります。そしてそれぞれに、固定式、PTZ式が販売されています。固定式はその名の通り、監視する方向が取り付けた状態の一定方向のものになります。PTZ式はそれぞれ、Pan、Tilt、Zoomの頭文字から取っていまず。水平方向、垂直方向にカメラの向きを変えることができて、ズーム機能があるものになります。
気になる屋外カメラの価格帯について
さて、いままで防犯カメラの種類、屋外ので設置の注意点などを見てきました。
そこで気になるのが、実際の屋外用の防犯カメラの価格はどれいくらいなのかという点ですよね。
防犯カメラ本体は安いものであれば1万円以下のものもある
防犯カメラは安いもので1万円以下のものも最近は多くございます。
主にAmazonなどのネットモールで主力に販売されているタイプの安価な防犯カメラです。
これらの防犯カメラは安い代わりに、ただそれだけでは録画ができない場合や撮影しても画質が悪く何が映ってるかわからない場合など、実際に監視をするのには物足りない部分も出てきます。
さらに中国製であることが多く購入する際には注意が必要です。
アメリカの米国国防権限法NDAAの第889条には、スパイやハッカーの攻撃に対する保護を強化するための新しいガイドラインが含まれていて「中国企業製の通信・監視関連の機器・システム・サービスの購入・取得・利用、及び、それらを利用している企業・拠点との契約・取引を広汎に禁止」という内容が記載されています。
昨今はインターネットが便利になりメーカー名で検索することも可能ですので、まずは欲しいカメラがあった際にはメーカー名を確認しどこの国の企業か確認するのも良いでしょう。
弊社アルコムでも1商品だけ1万円以下の防犯カメラを取り扱っています。※楽天ショップ限定
オススメのカメラ
一般的には3~5万円程度の本体価格であれば十分に対応可能
一般的には3~5万円程度の本体価格であれば十分に対応できるでしょう。
実際に犯罪被害にあってからの損害を考えれば安い投資だと思います。
オススメのカメラ
企業や店舗が導入するなら録画機も込みで10万円以上も視野に
上記の1万円未満~5万円ほどのカメラは基本的にSDカードなどへの録画が主流な防犯カメラです。
それらのカメラの場合録画期間が3日~1週間が多く個人での導入に推奨している防犯カメラです。
企業や店舗の場合は1ヶ月以上保存できた方が良いため、録画機も込みで10万円以上の防犯カメラセットも視野に入れたほうがいいでしょう。
防犯カメラの見た目は同じなのに価格が違うのはなぜか?

同じドームカメラにもそれぞれ価格に違いがあります。カメラを選ぶときに商品の価格は特に気にする方も多いかと思います。見た目はほぼ同じでも、価格が違うのには理由があります。カメラの性能と価格をしっかり理解した上で購入しましょう。
対応環境による違い
一般的なドームカメラは、屋内への設置が目的として作られています。そのため、天井や壁面に取り付けることが多く、雨や湿気に弱い性質を持っています。
しかし、一部のドームカメラでは屋外設置が可能となったモデルも登場し、防滴性能が搭載されました。そのため、今までは屋外設置が不可能だったドームカメラも玄関の軒下などに設置することができるようになりました。
このような防滴機能が搭載されたカメラに関しては屋内専用のカメラに比べ、価格が少し高めに設定されています。


筐体性能による違い
ドームカメラは壁や天井に設置され、屋内での使用が多いことからカメラ自体の筐体は比較的軽い素材で作られていることが多くあります。そのため、外部からの破壊行為から守るために耐衝撃設計搭載のドームカメラも登場しました。
こちらは筐体部分やカバー部分に特殊な素材を使用して作られているため、ハンマーなどで叩いても壊れないほど衝撃に強くなっています。
このような耐衝撃設計を取り入れた防犯カメラも価格が他に比べ高くなります。
レンズ性能による違い
防犯カメラには単焦点レンズ、広角レンズ、ズームレンズなどの違いがあります。
単焦点レンズはズームすることができず、常に一定の距離と範囲しか撮影できません。そのため、防犯カメラを設置するにあたっては調整ができない分注意が必要です。
一方、バリフォーカルレンズ(範囲調整が可能なレンズ)を搭載したものは撮影したい被写体に合わせてカメラのレンズを調整し、状況に合わせた撮影が可能となるため、とても使いやすくなっています。
ドームカメラも単焦点レンズだと比較的安価で購入することが可能です。


画質やタイプによる違い
ドームカメラの画質やタイプによっても価格は変わってきます。

アナログタイプの防犯カメラ
一番安価なものとしてはアナログタイプの防犯カメラで画質がおよそ27~52万画素程度の防犯カメラとなります。
近距離であれば人相確認なども可能ですが、遠くやズームした場合などは多少画像が荒くなってしまいます。しかし、全体的な監視を目的とした分ではコストを抑えることもできるため、使いやすい防犯カメラです。

AHDタイプの防犯カメラ
次に安価なものがAHDタイプの防犯カメラになります。
AHDカメラはアナログカメラよりも画質が高く、130~220万画素程度のものとなります。
もちろん多少離れた場所での人相確認も可能で、ズームしても比較的綺麗な画像で映し出します。様々な目的で使用できるオススメのカメラです。
価格もアナログカメラとほぼ同じくらいの価格で購入することができます。

4Kタイプの防犯カメラ
そして最後が4Kカメラとなります。
こちらは800万画素を超える超高画質カメラで、店舗のレジ付近などの細かい部分も鮮明に映し出すことができるため、価格は一番高くなっています。
もちろん価格相応の高画質映像を配信できるため、最も安心できるカメラといえます。
同じ場所からズームしたときの画質の違いイメージ

防犯カメラを選ぶ際に注意するべき点は?
防犯カメラには様々な種類があることはわかりましたが、では屋外という観点からではどのような点に気をつければいいのでしょうか。まず、屋内との大きな違いは天候の影響を受ける点にあります。晴れの日であれば熱、雨の日であれば水滴、雪の日であれば気温など、機械にはどれも苦手な状況のものばかりです。そんななかでもきっちり監視してくれるためには、特に水に対する保護がきちんとできているものを選ぶ必要があります。水に対する保護ではIP保護等級というJISで定められた電子機器に対する水に対応できる基準が定められています。その中でもX6という規格(あらゆる方向からジェット噴流を浴びせても保護できる)のものであれば大丈夫でしょう。また屋外といっても軒下などへの設置では直接水滴にあたる可能性が少なくなりますのでそれ以下の保護等級でも大丈夫な場合もあります。
まとめ
一口に屋外用の防犯カメラといってもいろいろな機能や種類があるのをわかってもらえましたでしょうか。
昨今の治安状況を考えるとぜひ設置を検討していきたいところですね。未然に犯罪を防ぐ抑止力として、ぜひ防犯カメラへの興味を持っていただければと思います。