戸建ての防犯!家庭用防犯カメラ等ですぐできる防犯対策
皆さんは、一般家庭に防犯対策が必要な理由をご存知ですか?
まずは、犯罪件数についてのデータを見てみましょう。

令和4年における刑法犯認知件数は60万1,331件で、戦後最小だった令和3年の56万8,104件を上回っています。
警察庁からも「今後の動向を注視すべき状況にある」と発表されている現状です。
侵入犯罪(侵入強盗、侵入盗及び住居侵入)の犯罪件数は、令和4年で約4.6万件。
令和3年の4.7万件から若干減少したものの、依然として多くの被害が出ています。
※出典 - 警察庁発行「令和4年の犯罪情勢」より
次に、侵入犯罪の中でも「侵入盗」の発生場所別認知件数を見てみると、一戸建て住宅が33%と最も多く、侵入盗のターゲットにされやすいことが分かります。
一戸建て住宅に続いて、共同住宅が12.1%(3階以下が7.8%、4階以上が4.3%)、一般事務所が11.1%、8.1%とターゲットにされやすいようです。
このように、犯罪と一般家庭は決して無関係ではなく、防犯対策が必要不可欠です。
そこで今回は、防犯設備士監修のもと、一戸建て・共同住宅(マンション、アパート)・一般事務所での防犯対策や気を付けるべきポイントをご紹介します。
犯罪のターゲットとなる戸建て住宅
一戸建ての住宅は、マンションや事務所・店舗などと比べ、ドアや窓の数が多い傾向があります。
さらに、塀や壁によって死角が生まれたり、鍵を掛け忘れたりなどのトラブルが発生することもあります。
人の出入りも少なく、侵入経路への到達が容易な場合がほとんどです。
また、高すぎる植え込みや塀があると、犯罪者が簡単に身を隠すことができてしまいます。
これは一戸建てのみではなくマンションの1階でも起こり得ることで、建物の景観が意図せず犯罪者への手助けになってしまう場合もあるのです。
侵入犯罪の60%は不在時を狙った空き巣なのですが、不在を探りやすいというのも一戸建て住宅の弱点の一つです。

一戸建てはさまざまな犯罪の
ターゲットになりやすい……

侵入窃盗の70%は一般家庭がターゲット

侵入窃盗のうち、69.4%は一般住宅がターゲットです。
一戸建て住宅23.7%、4階建て以上の中高層住宅16.1%、その他の住宅29.7%の割合で侵入窃盗が発生しています。
戸建て住宅を対象とした空き巣の侵入手段では、ガラス破り、無締まりの順で多く発生しています。
※平成18年警視庁調べ
侵入窃盗の種類
効果的な防犯対策をご紹介する前に、侵入窃盗の手口についてご紹介します。
侵入窃盗の種類は、「空き巣」「忍び込み」「居空き(いあき)」の3つがあります。
それぞれの手口別の刑法犯認知件数は下記のようになっており「空き巣」が最も多い結果です。

空き巣
家人が居ないうちに家の中に侵入し、金品を盗む手口です。

忍び込み
夜から朝方にかけて、家人が就寝した後を見計らって家の中に侵入し、金品を盗む手口です。

居空き
家人が昼寝や食事などをして注意が逸れている隙に家の中に侵入し、金品を盗む手口です。

侵入盗は「なんらかの方法」で建物内に侵入して犯行に及ぶ為、
まずは「建物内に侵入させない」という考え方が重要です。
効果的な防犯対策で犯罪を未然に抑止
多くの犯罪は、未然に防げる可能性があります。
平成18年度上半期だけでも約100万件の犯罪が認知されています。
これは、全国で1日に約5,400件の犯罪が起こっているという事になります。
そしてその多くの犯罪が、防犯カメラやセンサーライトなど防犯対策を行うことで抑止できる可能性を持っています。
侵入窃盗の手口
では、窃盗犯はどうやって建物内に侵入しているのでしょうか。
1位 | 2位 | 3位 | |
---|---|---|---|
一戸建住宅 | 無締まり | ガラス破り | 合かぎ |
共同住宅(3階建以下) | 無締まり | ガラス破り | 合かぎ |
共同住宅(4階建以上) | 無締まり | 合かぎ | ガラス破り |
1位 | 2位 | 3位 | |
---|---|---|---|
一戸建住宅 | 無締まり | ガラス破り | 合かぎ |
共同住宅(3階建以下) | 無締まり | ガラス破り | 合かぎ |
共同住宅(4階建以上) | 無締まり | 合かぎ | ガラス破り |
上の表からわかる通り、実は圧倒的に「無締まり(鍵をかけていない)」が原因であることが多いんです。
いずれの形態の住宅でも無締まりが1位になっています。
日頃から玄関はもちろんのこと、窓にも確実に施錠をする習慣を身につけましょう。
それだけで侵入盗の「ターゲットになる機会を減らす」ことが出来ます。
「マンションの高層階だから…」という人も油断は禁物です。
その油断から高層階は窓(ベランダ)の戸締りが少ないとも考えられており、屋上からベランダに侵入されたというケースもあるようです。
その他の手口別の防犯対策は、下記の方法などが効果的です。
●ガラス破り
- ・不在にする際には、雨戸等を閉める
- ・補助錠を取り付ける
- ・防犯フィルムを貼る
- ・防犯ガラスや面格子を取り付ける

●合かぎ
- ・ドアの鍵は持ち歩き、郵便受、玄関付近に置かない
- ・必要最低限の本数のみを複製し、確実に管理する

●ドア錠破り・戸外し
(ランク外ですが手口として多いもの)
- ・補助錠を取り付ける(ワンドアツーロック)
- ・ドア枠にガードプレートを取り付ける

立地や建物の景観に合わせた防犯対策をして、侵入窃盗を事前に防ぎましょう。
侵入犯の心理
侵入者がターゲットを選ぶために、一番に考えていることはなんだと思いますか?
それは「捕まらないこと」です。
捕まらないために、侵入に時間がかからない(最も簡単に侵入できる)方法を考え、手口を研究しています。
侵入に時間がかかるということは、それだけ見つかる(捕まる)可能性が高くなります。
それに加えて、侵入者は見つからないために「音を立てない」ことを重視したり、「暗がり・人通りの少ない場所」を選ぶと言われています。
これらの環境に応じた防犯対策を講じれば効果が高いと言われており、防犯の4原則「音」「光」「時間をかけさせる」「人の目」を意識して対策するのがポイントです。




特に「人の目」については非常に重要です。
警察が実際に窃盗犯から犯行を諦める一番の理由をヒアリングした際に、「近所の人に声をかけられたり、ジロジロ見られたりしたこと」がよく挙げられています。
難しい時代になってきましたが、ご近所とのコミュニケーションを日ごろから心がけていることで、不審者をお互いに見張るという関係を築くことも可能です。
アルコムでできる防犯対策
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屋外・駐車場には屋外防雨カメラ
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車上荒らしや徘徊する不審者の対策に!
屋外では防雨カメラと呼ばれる雨や塵、埃などに強いカメラを使用します。
気になる夜間の撮影も、高い感度で撮影できる暗視カメラや、本体に内蔵された赤外線LEDを発光させて撮影する赤外線搭載カメラを使用する事で対応できます。
また、レンズ調整などが可能な屋内用カメラを専用ケースに収納してお使いいただくこともできます。
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アナログHD210万画素赤外線防雨カメラ
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玄関の防犯には開閉センサーチャイム
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防犯面だけでなく快適さもアップ!
近年でも、ピッキング・サムターン回しなどといった錠破りが起こっています。
防犯カメラの設置によって、そういった錠破りの抑止や錠周りの補強による防犯対策を行います。
カメラ映像を使って来客モニターを兼ねる事もでき、防犯面だけでなく便利さ・快適さも向上できます。
しかし、玄関からの侵入被害でも意外と多いのが「閉め忘れ」によるものです。
防犯意識を高く持ち、締め忘れに気を付ける事も重要な防犯対策の一つと言えます。
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窓用の防犯にも使える開閉センサーチャイム
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アラームやセンサーで侵入盗を撃退!
手軽な防犯グッズで、窓からの侵入が最も多い侵入盗への対策を行います。
センサーには音を検知するもの、振動を検知するもの、磁気を利用したものなどがあります。
ガラス面には振動センサーを、開閉部には磁気センサーを設置するといったように使い分けることができます。
単体で動作するセンサー類は比較的安価である事も特長で、簡単にできる家庭用防犯対策の第一歩として活躍します。
しかし、窓からの侵入被害でも意外と多いのが「閉め忘れ」によるものです。
防犯意識を高く持ち、締め忘れに気を付ける事も重要な防犯対策の一つと言えます。
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裏口・勝手口の防犯にはお手軽カメラ
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設置も付け替えもラクラク!
電源さえあれば簡単に撮影ができるワイヤレスカメラは、その機動性、手軽さを活かした使い方で役立っています。
来客の確認や小さなお子様の様子を見たり、目を離せない場所の確認などで力を発揮しています。
防犯対策の第一歩!
ダミーカメラ、ステッカーやセンサーライトなどを人目に付かせる事で、犯罪の抑止を狙います。各所に設置した防犯カメラやセンサーとの相乗効果で、思い掛けないほど大きな効果を発揮する事もあります。
比較的安価な機器も多く、手軽に始める事ができる防犯対策と言えるでしょう。
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