クラウド録画タイプの防犯カメラ

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2件あります

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クラウドカメラとは？

クラウドカメラとは、インターネットを経由してどんな所からでも操作・撮影ができ、撮影した映像をクラウド上に保存することが可能なカメラのことです。
従来の録画機（DVR/NVR）を使用したローカルストレージとは異なり、クラウドを活用することでリアルタイムの遠隔監視やデータバックアップが容易になります。企業や店舗では、複数拠点の映像を一元管理できる利便性が高く評価されています。また、AI分析や顔認識機能を搭載したモデルも増えており、防犯対策の精度向上に貢献しています。本記事では、クラウド防犯カメラの基本知識から導入時に確認すべきポイントまで詳しく解説します。

クラウド防犯カメラのメリットと導入時の注意点

クラウド防犯カメラの最大のメリットは、データの安全性と管理のしやすさにあります。ローカルストレージの場合、機器の故障や盗難のリスクがありますが、クラウド型ならばサーバー上にデータを保存するため、これらのリスクを回避できます。また、外出先からスマートフォンやPCで映像を確認できるため、迅速な対応が可能です。ただし、クラウド防犯カメラを導入する際には、通信環境やデータ容量、セキュリティ対策を十分に検討する必要があります。特に、通信帯域の不足による映像の遅延やデータプライバシーの確保など、運用に関する課題を事前に把握しておきましょう。

クラウド録画のデメリット

クラウド録画は非常に便利な仕組みですが、導入前に以下のようなデメリットや注意点を正しく理解しておくことが重要です。

インターネット環境への依存	クラウド録画は常時インターネット接続が前提です。もしネットワークが不安定だったり、通信が遮断された場合には録画データのアップロードができず、一時的に録画されない状態になる可能性があります。
月額料金などの継続的なコストが発生	クラウド録画はサブスクリプション型のサービスが主流です。カメラの台数・保存期間・解像度に応じて、月額1,000円～数万円のコストがかかる場合があります。
データ通信量の増加（ネット回線に負荷）	カメラの映像はリアルタイムでクラウドに送信されるため、常にデータ通信が発生します。高画質・高フレームレートのカメラを複数台使用している場合、通信制限や回線遅延の原因になることもあります。
プライバシー・セキュリティの懸念	クラウド上に録画データを保管するため、データ漏洩や不正アクセスのリスクがゼロとは言えません。特にパスワード管理や暗号化設定が甘いと第三者に映像を見られる恐れもあります。
映像の保存期間・容量に制限がある	クラウド録画は物理ストレージに比べて保存容量に制限があるため、設定日数を過ぎると自動的に古い映像が削除されます。重要な映像が残っていなかったというトラブルも起こり得ます。
一部機能が制限される可能性	クラウド録画型のカメラでは、ローカル録画型に比べて細かい設定（録画スケジュールやマスク設定など）が制限されている場合もあります。また、録画の遅延（数秒）や、ライブ映像のタイムラグが発生することもあります。